ペロペロペケペケ〜
と、安っぽい演奏する素人さんを見かけることってありますよね。プロが弾くと1音1音が「ズシンッ!」と重い感じがします。どうにかあの重みを出すことができないものでしょうか。
心配無用です。
この記事を読んだらギタリストが自分の1音の重みを増やす方法が分かりますよ。
結論
普段、誰も見ていない練習時にこう考えるんです
「今、この1音は皇室や総理大臣が見つめていて、その様子はNHKで全国生放送されるんだ。よし弾くぞ!」
これを続けるとバッチリ重みのある1音が弾けるようになります。試しにやってみて下さい。恐らく「てか、その前に着替えなきゃ・・・」と、弾く以前の問題に気付くことでしょう。
普段
人前で弾く1音は「普段」どのように1音を出しているかが表れるんです。普段ベッドの上であぐら書いてガジャガジャ適当に弾いてるのに、急に「来週ライブで弾くからしっかり丁寧に重みのある1音を出す練習しないと!」と頑張ったところで無駄です。過去1年のあなたの1音に対する「重み」が露呈してしまいます。どんなに重みのある1音を弾くフリをしてもお客様は一発で見抜きます。
音ってそれだけ正直なんです。
音じゃなくても
例えば私がブログで「規則正しく清潔な生活をしましょう」と書いたとします。もし、私が普段からそのような生活をしていなかったら、この言葉になんの重みもありません。私が普段から規則正しく清潔な生活をしているので重みがあります。読者の方が私の私生活を見ることはできませんが、その重みは伝わると思います。そして、良い意味で「勝手」に私の私生活を想像して下さるでしょう。「ホントは津本って家でユニクロのパンツ一丁で歩き回って、ゲームばっかりやって、昼夜逆転の生活してるんだぜ〜」とはならないと思います。(それはそれで面白いですが)
ギター周りの全てに出る
だから、普段から日本中の人が見てる体で1音を弾くべきなんです。その積み重ねで「ズシンッ!」と重い1音になります。音だけではなく、ギター周りの全てにでます。シールドのつなぎ方、チューニングの仕方、ボリュームの上げ方などバカバカしいほど普段当たり前にやってることも日本中の人が見てる体で行うとプロっぽくなります。
余談ではありますが、私も若い時は「チューニングくらい」と思ってバカにしてました。21歳の時、ニューヨークのミュージカルで弾いていた時、目の前の客席にエアロスミスの4人(ドラマー以外)が並んでいたのを見て、気絶しそうになりました。そして、チューニングするペグをどっちに回したらいいか分からなくなってしまいました。間違えて反対方向に回すのが怖くて「多分、チューニング大丈夫だと思う!」と、チューニングをしないための謎の説得を自分にして弾き始めたのを覚えています。
まとめ
人前で弾く1音は「普段」どのように1音を出しているかが表れるんです。普段から日本中の人が見てる体で1音を大切に弾いて下さい。「ズシンッ!」と重い1音になりますよ。
津本幸司
私、津本幸司は独学ギタリストを情報洪水から救済するためのメソッドを開発しました。1000のコンテンツを1つずつクリアするだけで自動的に上達する画期的なメソッドです。今すぐクリックしてご購入ご検討下さいトータル・ギター・メソッド