音が出せない・・・
会員様からご質問頂きました。この会員様はバンドの音響的な事故で一時的に耳を壊してしまい音が聞けない状態だそうです。そんな中でどうやって練習したらいいんでしょうかというご質問でした。
お気持ち分かります。私も実は同じ病気というか怪我を同じ事故でやってしまったんです。1996年ブロードウェイで右耳の30㎝離れた位置にクラッシュシンバルがあるライブを1年続けてしまい。右耳が一定の音量以上になると「ゾッ!」と鳴ってしまう最悪な状態がず〜っと続いています。
「音が聞けないのにどうやって練習したらいいんだ?!」
ホント困りますよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、音が出せない時のギターの練習法が分かりますよ。
結論
リズム・トレーニングとタイム・トレーニング
リズム・トレーニング方法
耳栓した状態でスピーカーもオフにした状態で、ラインでDTMに繋いで録音しながら数小節スケールでもフレーズでも弾いて、録音された波形のリズムが均等に割られているか確認して下さい。これがリズム・トレーニングです。手の感触だけを頼りに弾くので出音に惑わされない良い練習方法です。
タイム・トレーニング方法
1分間スケールでもリズムギターでもなんでもいいので同じ内容を弾き続けて、最初の小節と最後の小節の長さが同じかどうか確認して下さい。これがタイム・トレーニングです。
リズムよければ全て良し
はっきり言って「リズムよければ全て良し」と言っても過言じゃないくらいリズムって大切なんです。音楽の三要素である、リズム・メロディ・ハーモニーの中でもダントツに大切です。思いがけない事故もそのリズムを磨くチャンスを神様が与えてくれたと思って完治するまで集中すると洗練された音楽家になってカムバックできると思います!
まとめ
楽器演奏は身体運動なので音が聞こえなくてもできることはたくさんあります。上記に飽きたらまた聞いて下さいね。
どうぞお大事に♫
津本幸司
トータル・ギター・メソッドでは様々なご相談を受け付けています。ご自宅でのモヤモヤをSNSやヤフー知恵袋で解決せずに私、津本幸司に聞いて下さい。
ちなみに
ナナ(娘)と私の演奏が面白いのって、内容でも、上手い下手の問題でもなくて、この「血がつながってるから可能なリズムとタイムのピッタリ感」なんですよ♫かなり音痴なのはご愛嬌♫