チューニング
チューナーがない時のチューニング方法をお知らせする前に環境を想定しましょう。もし、スマホがあるならチューナーアプリが無料でダウンロードできるので、チューナーを持っているようなものです。でも、スマホのマイクでギター音を感知させるので静かな場所じゃないとチューニングできません。誰かと一緒に演奏する環境で比較的騒がしい場所でチューニングするのが結構大変なんです。高校の教室で昼休みにチューニングってのが大変です。今回はそんな環境を想定しましょう。
心配無用です。
この記事を読んだら、チューナーがない場合のチューニング方法が分かりますよ。
①YouTubeで「A440Hz」と検索
5弦の音を検索して下さい。YouTubeで「A440Hz」と検索します。ギガが足りない・・・って学生さんも一瞬ですから大丈夫ですよ。「ぽ〜」という音がでるので、それと5弦が同じ音に合わせます。オススメの方法は教室の机の上にスマホを置いてその「ぽ〜」っていう動画を流しておきます。ギターの5弦12フレットのハーモニクスを鳴らします。その時にギターのヘッドを机に当てて机を振動させて音を大きくします。音程が近付いてくると「ワンワンワンワン」と鳴り始めます。1秒間に「ワンワン」が2回鳴ってたら2Hzずれてるということです。「ワンワン」のうねりがなくなったら5弦は440Hzにチューニングされたということです。
②6弦を合わせる
6弦5フレットを押さえて5弦開放と同じ音になるようにします。左手で押さえて、一度離してからペグを回してまた左手で押さえて確認するので少し忙しないと思いますが、ま、手が二個しかないので我慢して下さい。弾く時は同時に2本弾くのではなく5弦弾いてから6弦を弾くようにして下さい。基準の弦を弾いてから、合わせたい弦を鳴らすと、高低の判断がしやすくなります。
③4弦を合わせる
ここからは簡単。5弦5フレットを押さえて弾いてから、4弦開放を鳴らして合わせます。順序も低い弦の次に高い弦なので弾きやすいですよね。
④3弦を合わせる
4弦5フレットを押さえて弾いてから、3弦開放を鳴らして合わせます。
⑤2弦を合わせる
ここが注意です。3弦の「4フレット」を押さえて弾いてから、2弦開放を鳴らして合わせます。フレットが他の弦を合わせる時と比べて1フレット左にずれるので注意して下さい。
⑥1弦を合わせる
最後に2弦5フレットを押さえて弾いてから、1弦開放を合わせて完成です。
まとめ
どうですか?チューニングできましたか?もしできなかったら、トータル・ギター・メソッドの質問スレッドからいつでも質問して下さいね。
こういう初歩的な所をこまかぁ〜く教えてもらえる方法・・・開発中です・・・てかこっそり出来上がりそうです・・・てか、できたかも・・・ふふふ。トータル・ギター・メソッド・ビギナーズ(ポップス編、アコギ編、ロック編)そろそろ出ますよ・・・乞うご期待。トータル・ギター・メソッド会員様のサイトには自動的に内包されますので、ご安心ください!
津本幸司