お子様
自分の現在でいっぱいいっぱいなので、当然お子さんの将来も心配になります。しかし、これは「条件付け」でなんとかなります。
0歳〜16歳までのお子さんがいる音楽家の方の参考になれば嬉しいです。
条件付けとは
「条件付け」とは私が英語の言葉を翻訳したので間違ってるかもしれませんが、
Condition oneself
ということです。ま、条件付けというのが最も正しい訳だとは思います。
つまり、「こういう感覚を身に付ける」というのを習慣化します。(日本語変ですね)
悪い例
悪い例を先に見ましょう。
節約しないと、働かないと、パパは会社だから、ママは仕事があるから、それは高い、安い方がいい・・・・これらの言葉を習慣的に発している家庭の子は確実に将来困るコトになります。
- 節約しないといけないくらいの経済状況が当たり前である。
- 働かないといけないというマインドセットが当然である。
- パパは会社に行くことが家庭よりも大切である。
- ママは仕事がある時は何があっても優先するべきである。
- 高いものを買うのは悪いこと。
- 安いものを買うのは偉いこと。
という感覚が身に付いてしまいます。そして、人間ですから効率良く稼ごうとしてしまいます。そして、時間を切り売りし始めて、より時給の高いバイトを見付けようとして、バカバカしくなって、変なことに手を出し始めます。交友関係も損得勘定だけで考えるようになり、最も自分が得をする人だけと付き合い始めます。完璧なテイカーのできあがりです。
良い例
良い例は反対です。
金持って死ねないからバンバン使おう、好きな事だけやろう、パパはいつでも遊べるよ、ママもいつでも遊べるよ、高くても良い商品やサービスならそれを選んだ方がいいよ・・・これを習慣的に発するだけで大丈夫です。
無理?
そんなお金を湯水のように使う行為が無理なのは分かっています。ただ、言葉で発するだけで大丈夫です。要はお子さんの心理制御が目的です。
そうすると
そうすると、無償で人に物事をやってあげようと思える子が出来上がります。なぜならば自分は満たされてるわけですので、困ってる人を助けようとする段階に昇格するのです。マズローの欲求ピラミッドの頂点に行けるということです。完璧なギバーのできあがりです。
逆に
これをすると、どうなるか分かりますか?周りはテイカー思想、自分はギバー思想ですよね?そして、テイカーにとってみたら「ギバーが自分のためになんかやってくれている」わけです。テイカー思想の人は「対価を支払わないと」という思考になっています。自分は「なにもいらない」と思っているのにも関わらずです。テイカーは「支払わないと、後から何が起こるか分からない」という恐怖に駆られてしまうのです。そして、支払い始めます。その結果、ギバーの所にお金が集まるのです。当然愛も集まります。仕事にも困りません。これがカラクリです。
余談
移住先候補バンコクの下見に行く飛行機のチケットを娘に取らせたら
「残席が少なかったから勝手にビジネスクラス取っちゃった。怒る?」
と言われました。
今、あなたの頭の中どうなってますか?
娘は「ファーストクラスじゃないと怒るかも・・・」と、心配だったんですよ。
ここまでくれば安泰です。
津本幸司
【音楽で生計を立てたい方専用公式LINE】 https://lin.ee/Zvo4jm7
以下の本で自分自身の制御方法はまとめました。お子様より先に自分をコントロールしてください。