ご質問頂きました。
「ケンパー(Kemper)アンプってどうなんっすか?」
基本的に一商品をターゲットにお答えすると、良く言った場合は回し者に見えますし、悪く言ったら中傷になるので避けてるのですが、これは問題ないと思いますのでお答えしました。なんて答えたか知りたいですか?
心配無用です。
この記事を読んだら、ケンパーってどうなのか津本幸司の意見が分かりますよ。
注意
この記事は津本幸司という1ギタリストのブログ(日記)ですからね。私が朝起きて好きなこと書いてるだけです。誰からもお金を貰ってませんし、読んで下さいとお願いしている訳ではありません。(もちろん、それにも関わらず毎日5千人の方にお読み頂いているのは感謝しています。)何が言いたいかと言うと「何を書こうが私の勝手」ということです。それを踏まえて以下お読み下さい。
結論
すっごくお買い得な商品だと思います!
失笑
アレが出てきた時は音響関係の学会のメンバーは失笑でした。あのレベルの発想なら音響を知ってる人でコンピュータ触れる人なら誰でも思いつきます。あのレベルのプログラムなら大学生でも書けます。
さらに失笑
類似品がどんどん出てくる・・・苦笑。ま、売れますもんね。
凄いのは金額
ただし!あの演算ってクソ面倒くさい作業なんです。私なら1000万円でもやりません。それなのにケンパー(Kemper)は20万円台で手に入るってのが凄いんです。切手を封筒に貼るくらい簡単なのですが「8万通に貼る必要がある」ってなったらキツいですよね。それを自動的にやってくれる機械が3000円だったら買うでしょ?だからお買い得な商品だと思うんです。
恥ずかしいのは比較してるギタリスト
よく動画で見かけませんか?実機とケンパーの比較をしてる人・・・あれこそ最強に恥ずかしい行為です。コピー取ってるわけなので同じに決まってますよね。しかも人間の耳って周波数分解能(画像でいうと解像度みたいなもの)が雑なんです。聞いて分かる訳がないんです・・・それを真顔で比較してるって・・・しかも、語っちゃってるし・・・アレを見てるとM-1グランプリより笑えるんです。私達専門家の飲みネタです。検索してみて下さい。
コピーが作れてお得なら買いますか?
こんな話をしていたら「津本さんなら買いますか?」と聞かれました。絶対買いませんし、たとえ貰っても電源すら入れずに、その場で粗大ゴミ受付に電話します。
「なぜ?」
チューブアンプは高額ですし、個体差があり、チューブなどの時間的な劣化による音の差、電圧などの環境による音の違いが生まれます。同じ場所で同じように使っても音が変わるクセモノです。そしてしょっちゅう故障しますし、いずれ完全に壊れます。
ただ、本物の音楽家・ギタリストはその時に出た偶然の産物の音に瞬時に反応して音色を演奏で制御することができるんです。これが私達ギタリストが持ってる最高の能力なんです。「音色制御能力」とでも名付けましょう。
つまりケンパーは「ギタリストの音色制御能力を開発不可能にする機械」になるんです。だから、私、津本幸司は使いません。
プロのメイクさんに「いつも同じ顔になるお面ってどう思いますか?」と聞いてるようなもんです。多分同じ反応だと思いますよ。
プロが使ってる?
プロで使ってるギタリストがいるのが不思議?
笑・・・分かりますよね
「音色制御能力」を持ってないってことを主張してるようなもの
です。なぜステージに置いちゃうのでしょう?恥ずかし・・・苦笑
ただし!
色んなアンプの音を20万円台で経験できるのはメチャクチャお得なので素人さんにはオススメです!しかもこのカッコイ〜ボデェ〜!一緒に英語の電子辞書もいかがですか?英語はしゃべれるようになりませんがすぐに調べられますよ!もちろんカッコイ〜ボデェ〜!
まとめ
ケンパーはお買い得だと思います。素人さんにはオススメです。私は使いません。
お答えになっていれば幸いです。
津本幸司
(質問はトータル・ギター・メソッドからいつでもお待ちしています)
バーボン片手にアンプ談義に花を咲かせましょう♫(オンラインで)