相談
「何回デートしても女の子に触れさせてもらえない・・・拒否られるんです」
知るか!と思いましたが、わざわざ高いお金払って相談して下さったので、個人的見解をwお伝えしました。
相談内容
「1回目のデートでネイルがカワイイねと褒めて触ろうとしたら、サッと手を引かれてしまいました。2回目のデートで髪型を褒めて『触って良い?』と聞いたら、首ごと後ろに引かれてしまいました。3回目のデートでカウンターに座ろうとしたら、テーブル席が良いと言われました。このままだといつまで経っても身体さわるまでに辿り着けません・・・どうしたらいいでしょうか?」
結論
典型的な非モテ音楽家が発情してしまった愚行です。驚いたのは女の子がよく3回も会う気になったってことです。逃げた方がいいと思います。
愚行①
「1回目のデートでネイルがカワイイねと褒めて触ろうとしたら、サッと手を引かれてしまいました。」
当たり前でしょう。どれだけ時間掛けてネイルを作ってると思ってるのでしょう?どれだけ苦労してネイルアートをケアしてると思ってるのでしょう?どれだけ繊細なものだと思ってるのでしょう?「ネイルにかこつけて手を触ること」+「ネイル自体に対する気配りのなさ」+「ネイルに掛けた努力への軽々しい態度」・・・3重にアウトです。触る触れないの問題じゃなく一発退場でもおかしくないのに助かりましたね。
愚行②
「2回目のデートで髪型を褒めて『触って良い?』と聞いたら、首ごと後ろに引かれてしまいました。」
当たり前でしょう。一本単位でケアして、ヘアメイクしてるのをそっちのけで、見た目を褒めたら自分ごときに触らせてもらえると思ってるのが、下心丸見えなんです。
愚行③
「3回目のデートでカウンターに座ろうとしたら、テーブル席が良いと言われました。」
気付きましょう。カウンターは半径45センチ以内のパーソナル・スペースに入ってこられる可能性大、すなわち隣に来ると触られる可能性が大なので、警戒モードなのです。テーブル席は向かい合います。これは敵対関係を結ぼうとの主張です。
裏技
こんな典型的な非モテ音楽家はどうしようもない・・・こともないんです。裏技伝授しましょう。まず表面を褒めてはいけません。目を褒めます。
「○○ちゃんって目が綺麗だね。ずっとそう思ってたよ。」
これです。これで返事は必ず
「あ、ありがと・・・」
と返ってきます。その瞬間にすかさず!
「いやぁ、ホント綺麗だよね。吸い込まれそうな目だよ。ちょっと触っていい?」
と、聞きます。すると
「ダ、ダメに決まってるでしょ!」
「大丈夫大丈夫、裸眼は触りなれてるから!」
「ウ、ウソでしょ・・・な、何考えてるのよ」
との恋愛工学以前の生物学的な愚行を提案します。
※そのときに注意として絶対に手を伸ばしてはいけません。口だけで勝負します。
そうすると免疫が作られます。その後、笑ってる時にテーブルにある彼女のスマホに事故を装ってちょんと触れます。そしてすかさず
「あ、ごめん、触っちゃった」と謝ります。すると
「あ、いいよ別に」
と返ってきます。これで完成です。
これで、他のパーツくらいなら触らせてもらえる可能性が上がるでしょう。アンカリング効果というやつです。わかりやすく言うと、お葬式選びで100万円コースと聞くと高い印象ですが、1000万円の芸能人コース、5万円の簡易コースを提示された後に100万円のノーマルコースと提示されたら選んじゃうようなもんです。
目に触ろうと言葉で必死になる非常識派。でも、ほんとはスマホに触れただけで謝る常識派。この認知的不協和を使うんです。さらに彼女が「触ったことに対して許した事実」が作れました。一貫性の法則が生まれるんです。
まとめ
もしかしたら、これですべてがパーかも知れませんが、最後の手段としてトライして下さい。
ホントに言いたいことは、非モテ音楽家は自分の脳内と行動と言動が『非モテパターン』になってることに気付いて事前に準備しましょう。あの・・・触るための策略を立てるんじゃないですよw今までそっちの準備ばかりしてたでしょ?もっと根本の問題です。詳しくは連絡お待ちしてます。
津本幸司
ここ数日マジ記事が続いたので、休息になればと思いお遊び記事にしました♫