音楽家の種類
しばしば相談頂くのが「どんな音楽家になればいいか分からない」という内容です。そして、「どうなりたいか?」を聞くと「人気がある音楽家」「人から認められる音楽家」「他の音楽家の憧れになる音楽家」「必要とされる音楽家」「たくさんのお客さんがいる音楽家」「プロから引っ張りだこになる音楽家」などと答えます。
これらは言葉を並べているだけであり、非常に曖昧で、方向が定まっていません。この流れで具体的な行動計画を立ててもレッドオーシャン(たくさんのライバルがいる戦場)に飛び込むだけです。
例えば「人気がある音楽家」を目指すのであれば、今現在人気がある人と戦おうとしてる訳です。向こうは大手の企業、スポンサー、敏腕プロデューサーが付いてるのです。一人で太刀打ちでるわけがありません。
探すのはブルーオーシャン(誰も手を付けてないエリア)です。
探し方
ブルーオーシャンの探し方は簡単です。レッドオーシャンを調べまくって逆をやればいいのです。
例えば23歳の男の子がいきなり東京でギター教室をやろうと考えたとします。ヤマハさんや、新堀さんや、楽器店さんはもちろん、人気のギター教室が何で張り合ってるか、どんな戦い方しているかを調べ尽くします。
その結果、価格を安くして戦っている。優しい先生を集めて戦っている、敷居を低くして戦っている、通い安さで戦っている、手ぶらでオーケーを謳っている、初心者歓迎にしている・・・と分かります。
そうしたら、値段をバカ高く設定し、怖い先生として自分を作り、敷居を高くし、なかなか入れない場所にして、ケーブル一本忘れても退会させる厳しさにして、プロ志向限定にします。
これで敵無しです。
(ご存知、私はこれを1997年に作りました。バカでかくなったので2013年に捨てました。現在は形だけ存続しています。)
このように逆をやります。
注意点
音楽家としての自分を作り込む時に、注意点があります。
「別にオマエじゃなくてもいいし」
これを言われたら、計画はその時点でパーになると考えてください。
毎回自分のアイデンティティが思い付いたら「別にオマエじゃなくていいし」って言われないかな?と考えてください。
「これはオマエじゃないとできないことだな!」
と賞賛される状態でやっとスタート地点に立てます。
今じゃなくて良い
これを考えると悲しくなります。
すべてにおいて「別に自分じゃなくてもいいし」と考えてしまうからです。落胆しなくていいんです。
そうじゃなくて、別に「今現在」の自分を見なくていいんです。近い未来の自分を見て
「こんな風にこれができる人って自分しかいないよな」
という自分像を思い描いてください。
それに向かっていけばいいのです。
まとめ
この
「こんな風にこれができる人って自分しかいないよな」
という自分像を自分一人で造れますか?
造れるなら今すでに成功できてるはずじゃあありませんか?
私と一緒に造りませんか?
私はこれを一緒に造る職人です。
私と一緒に作った人がたくさんいて、たくさん成功しています。前例があるので、あなたもきっと素晴らしい自分像を造ることができますよ。
一緒に頑張りましょう。詳しくはこちら
(記事公開時に空きがあるかどうかは不明です)
明るい未来はすぐそこにあるんです。
「そんなの自分で造れる!」と考えてる方は引き続きお一人で頑張ってください。応援しています。
津本幸司