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ギタリストが読解力がない理由|識字率100%はウソ

日本語

津本幸司 読解力

津本幸司 読解力

日本人ギタリストは識字率100%なのに読解力がある人は10%程度に感じます。

その理由は文字通り「文字が読めていない」からです。

「検定統計量という帰無仮説が正しいと仮定した場合に観測した事象より希なことが起こる確率を計算する値でP値で表す。P値を考慮しない修辞的な説明で同義を接続詞で繋げるのは説得力に欠ける」

 

これどう読みましたか?

読めてないでしょ?知らない言葉を飛ばしたでしょ?そして、読めない漢字を勝手に置き換えたでしょ?そして、「あれ?何これ?ググろう!」とはしないでしょ?面倒くさいでしょ?早く要点言えよって思ったでしょ?そして論点が何かを分かろうともせずに、勝手に解釈したでしょ?行間読めてないでしょ?何を言っているかが分からないでしょ?

総意

上記の文章を「津本幸司が小泉進次郎のファンに警鐘を鳴らしている」と捉えられた人が何人いるでしょうか?

これが分からない人は、このように言います。

「統計とかそういうの音楽に関係ないし、説明とか説得とかそんな話分かったよ。どっから小泉進次郎が出てくるんだよ!」

どういうことかというと、自分が解釈できる単語だけで拒否する理由を無理矢理こじつけて無知な自分、つまり読解力がない自分を防衛しようとするのです。

原因

アホな人は抽象的な主題や論点というメインに気付くことが出来ないので、自分が解釈できる小さな具体例だけを、自分で組み立ててしまうのです。

上記の例は、「修辞的なトリックで一般人を手玉に取る人、例えば小泉進次郎氏などの秀才がいるので、ファンの方々は鵜呑みにせずに、統計的に正しいかどうかも考えないといけないですよ」というのが抽象的な主題であり論点です。

でも、アホな人は聞き覚えのある「統計」「小泉進次郎」を使って「自分」と組み合わせてバリアを作るのです。

主語すら分かってない

バカな人は話の主語すら分からないのです。上記の例の主語は「修辞的テクニックに踊らされる一般市民」です。見えてないのです。しかし、バカな人は「統計」「説明」という見えていて、さらに自分がかろうじて知っている単語を主語と勘違いするのです。

まとめ

文章から知っている言葉をピックアップするクセがある人・・・悲しいかな9割そうです・・・注意してください。

2021年以前に高校に行ってしまった人・・・知らないでしょ?現代文ってもうないんですよ。論理国語と文学国語に変わったんですよ。

なんとかギタリストの読解力を上げようと毎日書いています。

私の啓蒙活動に賛同して頂ければ嬉しく思います。

最後にもう一度例を挙げます。

2024年には日本経済が米国に追従するべきだからこそ、日本経済圏にいる私達全員がいや、あなた個人だけでも経済的自由を手に入れる必要があるのです。私はこれを願い以下の本を書きました。そして、具現化するためにセミナーを実施しています。そして、満席になりました。しかし、読者の方用の補助席を期間限定で作っています。パソコン用のコンセントの数に限りがありますので、すぐに締切ります。お急ぎください。

まずこのトリックを考えてください。主語は?本題は?論点は?(内容はホントです)

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