自己攻撃
自分自身を攻撃していることに気付いてない音楽家がたくさんいます。そう、分からないように攻撃する方法があるからです。
DDos
横文字が苦手な方もお付き合いください。DDosとは
「分散型サービス妨害攻撃」のことです。
もっと分かりませんよね。分かりやすくいうとDDosとは
「エンタープライズのインフラストラクチャーに対する攻撃」です。
説明になってませんよね。具体的に言います。DDosとは
「あなたの脳みそが処理しきれない過大な負荷を与えて機能を停止させる攻撃」です。
これなら分かるでしょう。
具体例「正常版」と「DDos版」
「作曲したい!」と思ったとします。
通常は、楽器を取ってサッと鳴らして、楽譜に起こします。
これが攻撃を受けてない状態です。誰でもできます。
しかし、DDosを受けてる状態だと、「作曲したい!」と思っても、「アレもやりたい」「コレもやりたい」「ソレもやりたい」というのが邪魔して、処理しきれないから作曲なんてやってらない状態・・・と考えたらいいでしょう。
UDPフラッド
怖いのはDDosには様々な種類があるということです。例えばUDPフラッドです。具体例で言うと
「作曲したい!」と思った時に、友達が「明日の予定をこの10人にメールしといて」と言われます。そして、送信先が全部偽メアドだったら、全部戻ってきます。「お前、アドレス間違えてね〜か?」「いや正しいよ」「全部戻ってくるよ」「ちょっと確認するわ」とかの作業をしてる内にその日が終わる感じです。この友達は故意にやってます。
気付いたら「あ、これUDPフラッドだ!」と思って避けてください。
ボット
「作曲したい!」と思った時に、スマホの通知を開いたら、あらゆるSNSの通知がボンボン出てきて、リンクが貼られたYouTubeを開いたら、気になる動画がボンボン登場して、気が付いたら夜だった・・・という感じです。
気付いたら「あ、これボットによる攻撃だ!」と思って避けてください。
SLOWLORIS攻撃
「作曲したい!」と思った時に、
「あなたちょっとこれ先にやっといて〜」
と、奥様から簡単な用事を頼まれたとします。
「はいはい、んも〜、で、何?」
と、聞くと、
「じ〜〜つぅ〜〜〜わぁ〜〜〜〜、わ〜〜た〜〜し〜〜〜、こ〜〜〜ひ〜〜〜と〜〜〜、た〜〜〜ま〜〜〜ご〜〜〜が〜〜〜、な〜〜〜くぅ〜〜てぇ〜〜〜・・・」
と、メチャクチャゆっくり話されるようなもんです。
気付いたら「あ、これSLOWLORIS攻撃だ!」と思って避けてください。
解決策
解決策としては、セキュリティ・プロトコルを作っておきます。
- UDPフラッドが来る時用に、友達から連絡が来たら一旦秘書に読ませてから自分に来るように「仕分け」をさせたり、送信を秘書にやらせたりします。秘書が用意できない場合はバイトを雇います。それも無理なら「暇なときの自分」に後でやらせます。
- ボットによる通知の嵐が来る前の、まず通知をオフにします。これはフィルタリング機能の最も簡単なバージョンです。
- SLOWLORIS攻撃に対しては、「メールしておいて」と言えば、複数のSLOWLORIS攻撃が来てもバッファに貯め込んでおけば後で処理できます。(ちなみに私の妻も娘も用事は一切言いません。身内の命に関わる用事でも無視します。目の前にいても、必ずメールさせます。LINEではありません。これにより緊急事態で幼稚園児の知能状態になっていたとしても、SLOWLORIS攻撃から回避できるのです)
上記
上記は他人からの攻撃のように見えますが、実は自己攻撃してるだけなのが分かりますか?そう、セキュリティ・プロトコルを作ろうとしていない自分が悪いのです。
上記の用語で初耳の方がいたら本当に今すぐ救わなければ「死ぬ人」です。本当に「死んでしまう人」なのです。
それを回避するために「音楽人生設計図を作ろう」という私の25年の思いが届かないから毎日泣いています。
収入が2000万円切ってる人で、ローンが100万円以上あるあなた、本当にヤバいです。
これが救いたい人です。
まとめ
外部からの攻撃が実は自己攻撃だと気付いて、セキュリティ・プロトコルを作ってください。
津本幸司
その準備は以下でできます。