音楽作品
作曲して、編曲して、録音して、ミックスして、マスタリングして、配信サイトや動画サイトに投稿してみたいですよね。
トータル・ギター・メソッドⓇの会員様でも、アイデアはあるけどなかなか形にならないというアマチュア音楽家の方が多いようです。
必殺技を教えますので、やってみて下さい。
必殺技
丸々パクる。
これだけです。
最初に
盗作という言葉があるので、非常に警戒されるパクリですけど、最初にこう考えてください。
「あなたごときがパクったところで、パクられた音楽家はダメージゼロ」
なのです。どちらかというと
「参考にしてくれたのね。ありがと」
くらいの大らかな気持ちで見てくれるものです。
ニュースになったりするのは、人気者が大物をパクって利益を上げて、大物が嫉妬するというパターンが成立するからです。あなたごときがパクっても大丈夫です。(売ったらマズいですよ)
世界の芸術家
もう耳にタコができてると思いますが、ピカソは「パクらんやつは創作できんやつだ」と言ってますし、20世紀の音楽家も「ワーグナーを一回でもパクった経験が無かったら逆におかしい」と考えていました。全ては模倣からのスタートなんです。自分で一からやって自分が満足できるほど人生残ってません。
方法
完成形の音楽を全く同じように作ります。しかし、これは非常に時間が掛かりますし、技術的にも追いつかないでしょう。
そこで、1セクションだけに限定します。15秒くらいで十分です。私が教わった方法は
「テレビの15コマーシャルで、その有名曲が使われることになったけど、本物を使うと権利違反になるから、全く同じ物を作ってくれと広告代理店に言われてギャラを20万円貰った状況」
でパクれということでした。
実際にバークリー音楽大学2年生(20歳)の時に、テレビの禁煙キャンペーンのコマーシャルでポリスの『Every Breath You Take』を私が丸々コピーしてバンドで再現してテレビ局に2000ドル(20万円)で売りました。歌詞を入れずに「禁煙しようぜ」的なセリフを入れたので著作権にも引っかかりませんでした。
私はこれが制作上最も飛躍的な成長をした時期だと思います。
わからない
録音から、ミックスから、アレンジから、何から何までわからないことだらけです。ネットがない時代なので、その都度、聞きまくったり、図書館で調べたり、先輩に電話したり、先生のオフィスに2時間待ち伏せしたりしました。必死になるんです。これができるようになる鍵です。
今は
今の時代はチョロッとネットで調べればすぐに答えはでます。懇切丁寧に動画で解説してる人もいます。当時の数百倍のスピードで制作できるでしょう。
実は
実はパクってるのは「曲」ではなく「方法」なのは、お気付きですか?
私の例で行くとポリスの『Every Breath You Take』をパクったつもりでいました。しかし実際にパクったのは、書籍にある録音方法、先輩の制作経験、先生のミックスノウハウです。
だから近道なんです。
まとめ
言わんとしてることは、音楽制作じゃないんです。
音楽人生そのまんまに、これが応用できるんです。
さらに人生そのまんまに、応用できるんです。
このメンタルブロックを外せるかどうかが中年以降のポイントです。
現状のまま、目の前の音楽制作すらグダグダし続けてるようだと、音楽人生はもちろん、人生そのものがグダグダになります。
この停滞のやばさに気付いてくださる中年音楽家を救いたく「海の日の音楽家コーチングセミナー」を実施しています。(もうそろそろ会場が決まりそうです)
気付く方は連絡フォームより資料お取り寄せお待ちしています。
津本幸司