脱サラ・ギタリスト
私、津本幸司はカウンセリングとして、毎年20名以上の脱サラ相談を受けており、年間5,6人のギタリストを脱サラさせています。別にサラリーマンが悪い生き方だとは思いませんが、「辞めたいなら辞めればいい」という考えの基、相談に乗っています。だけど、脱サラの考え方が間違ってるギタリストが多いんです・・・これは困ります。
心配無用です。
この記事を読んだら、ギタリストの脱サラ術が分かりますよ。
結論
「何のための脱サラかを決めて、何を犠牲にするか決めておく」
これだけの話なのにほとんどの相談者がこれを決めずに相談してくるんです。これが困るところです。それを導き出すところからのスタートになるから、辞表を出すまでの時間が掛かり過ぎるんです。
例えば
「好きな音楽をやりたいからサラリーマンを辞める」だったらいいでしょう。音楽の時間を作るための脱サラです。お金の為の脱サラじゃないことは明確です。バイトしながらギターに全てを注ぐなんてのもありでしょう。
「彼女との時間が作れないから脱サラする」ってのもいいでしょう。これも時間の為の脱サラです。
「今の会社じゃ体力的に持たないから辞める」のもアリでしょう。体力の為です。給料は下がるかもしれませんが体力に負担が掛からないバイトすればいいんです。
「今の給料じゃ生活していけないから脱サラする」のもアリでしょう。お金の為の脱サラです。体力があるなら1年間佐川急便のドライバーやって来年から音楽やればいいんです。
「大金が必要だから脱サラしたい」のもアリでしょう。お金の為の脱サラです。アダルト・アフィリエイトやりまくれば月100万円なんてすぐ稼げます。
悪い例
最も多いのが
「今の仕事が嫌です」
というパターンです。その仕事を辞めて次の仕事が嫌じゃない保証がどこに・・・ってなりますよね。しかも
「音楽はやりたいし、彼女との時間も作りたいし、新しいことに挑戦もしたいけど、今より給料が下がるのは嫌だし、体力も今より使いたくないし・・・」
とわがまま放題なサラリーマンが多いんです。そんな脱サラ方法あれば皆やってます。
犠牲が必要
何か1つは犠牲が必要なんです。これはナポレオン・ヒルも言っています。
「自分が得ようとしてるモノのために何を犠牲にするかを決定することが大切」
例えば「自分がギタリストとして成功するための練習時間を確保するために彼女は作らない」とか、「お金の為にアダルト・アフィリエイトで世間体を犠牲にする」とか、「音楽をやる時間の為に貧乏を我慢する」とか、「お金も時間も必要だから体力を犠牲にして死ぬほどキツい仕事をする」とか、とにかく「何を犠牲にするか」を決めておくことが大切です。
だって、あなたが欲しい状態ってタダで手に入る訳ないから!
まとめ
ギタリストの脱サラ術
「何のための脱サラかを決めて、何を犠牲にするか決めておく」
あなたは何を犠牲にしますか?
これが決まれば個人的に相談しに来て下さい。もちろん他の会員様とシェアしてもいい内容ならトータル・ギター・メソッドの質問スレッドからどうぞ。
津本幸司