カッティング
「カッティングはこうやる!」って教える人多いですよね・・・ウソとホントの違いって見つけにくいんです。
心配無用です。
この記事を読んだら、カッティングのウソ・ホントがわかりますよ。
カッティングは腕を振ろう!
ウソ。腕だけで振ってはいけません。5分の曲を腕を振って弾き続けるのは体力的に無理です。ボクサーでも3分ですよ・・w
カッティングは手首だけでやろう!
ウソ。手首だけでカッティングやるのも間違いなんです。手首の動きと腕の動きのバランスが大切なんです。
カッティングは英語の技術名称!
ウソ。カッティングなんて英語ありません。正式にはファンク・グルーヴです。しかもカッティング技術単体で抜粋して特殊技術と考えてるのは日本人だけです。だからできないんですよね、。
カッティングはすぐできるようになる!
ウソ。カッティングはすぐできるようにはなりません。最低半年は掛かります。
カッティングは徐々に上手くなる!
ホント。関節や筋肉の使い方が徐々に分かってくるので徐々に上手くなります。
カッティングはとにかく弾きまくるのが大切!
ウソ。これが大きな間違いなんです。「何事も行動が大切!」と言って間違ったフォームでどれだけ弾き続けてもうまくなりません。どちらかと言うと、間違ったフォームで弾き続けるとどんどん下手になっていきます。「夕陽を見るぞ!」と言って東に走り出すようなもんです。
カッティングには正しい型がある!
ウソ。日本人の典型的な考え方です。「型がある」と思いたいんですよね。武道じゃないからそういうのないんです。
カッティングのフォームには決まりがない!
うそ。これも日本人ギタリストの典型的な考え方です。「型がないなら、決まりはないんだろ!」という考え方。「白じゃなければ黒だろ!」みたいなもんです。赤も青も黄色も緑も存在しないかのように二者択一で決め違っちゃうのはダメです。カッティングのフォームは人それぞれ適切な形があるんです。長身でガタイの良い男性と、小柄な女子高生が同じ大きさのギターを使うわけです。同じフォームで弾けるわけないですよね。
まとめ
毎年ゴールデン・ウィークは「カッティング集中講座」を実施しています。中学生からご年配の方まで、そしてアマチュアからプロまでお申し込み可能です。ただし、私とマンツーマンですし、2021年の今年はコロナの影響があるので銀座の広いスタジオで、換気時間を挟んでの実施ですので少数のみの募集です。詳細は「カッティング詳細希望」とメールしてください。asiansoundinternational(アットマーク)gmail.com
2021年3月のスケール集中講座、4月のピッキング集中講座ともに「募集と同時に申し込んだのに満席??」という感じで受講できなかった方・・・実はこうやってブログ記事に書いて詳細希望をした方だけで募集前に埋まるというのが毎年のことなんです・・・
津本幸司