これからの音楽家
これからの音楽家の働き方って、今までとは全然違うのは誰でも分かると思います。何が違ってどうしたらいいの?分かりませんよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、音楽家のこれからの働き方7つのルールが分かりますよ。
①給料を貰わない
私が運営するプロ・ギタリスト養成機関であるISMギタリスト養成所で、2020年に最も大笑いした質問
「プロ・ギタリストの給料っていくらですか?」
笑・・・なぜ、世の中の全ての職種が「給料制」だと思ったのでしょう?ま、無理もないでしょう。それはそうとして、とにかく給料だけ貰うような音楽家はだめです。このような収入をインカム・ゲインと呼びますが、私達音楽家はキャピタル・ゲインといって資産による収入がメインです。作品や演奏の印税はもちろんのこと、自分という音楽家が生きているだけで、資産になり、そこから収入が入るようにしなくてはいけません。
(これを考えるのが毎年の私の「プロ音楽家になるためのセミナー」です。2020年は11月21日開催ですが、コロナ予防のため規模を極小にします。)
②上司を付けない
自分が自分のボスである必要があります。今時、誰かに雇われて音楽家やるなんて時代遅れ。
③新しいことの過去を学ぶ
新聞読んで新しい出来事を知るんじゃないんです。新しいことがあったらそれがどのような経緯で出来上がったかという過去を知れば、自分の新しい活動に繋がります。例えば、Zoomを作った人はなぜZoomを作ろうとしたかとか、インスタ作った人がなぜ前のチェックイン・アプリを捨てたかとか。
④時間を徹底管理する
「秒」単位で自分の時間を管理できる人である必要があります。音楽なんて秒以下の単位で進むんですよ。
⑤早く動く
他の音楽家が「速く」動こうとしてますし、生まれつき「速い」音楽もいるんです。だから私達は「早く」動かないと勝てません。アリとキリギリス、うさぎとかめ・・・ま、分かりやすいですよね。
⑥Golden rule of wealthを使う
Golden rule of wealthとは「お金は使わないとたまらない」という意味です。ちまちましたお金を貯め込んでたら・・・あっという間に寿命ですよ。自分への投資にこそ、ドバドバお金を使いまくりましょう。
⑦エキスパートを探す
自分で全部の専門家になるのは無理ですし、そんな人生長くないんです。とにかく自分が関連してる道のエキスパートを探して「聞きまくる」のが最も近道です。
まとめ
音楽家のこれからの働き方7つのルール、参考になれば嬉しいです。
プロ志向の方もトータル・ギター・メソッドの質問スレッドから質問お待ちしています。
*「プロ志向の方もトータル・ギター・メソッドを使ってますか?」という質問を受けますが、プロ志向どころか、すでに活躍するプロも使ってます。私自身も練習に使っています。(実際には私の練習項目をまとめたものですので)
津本幸司