音楽家
プロ、アマチュア問わず、そしてギタリストだけでなく、音楽家を構成する5つの要素があるんです。これが分かれば普段の練習、音楽仲間との接し方、バンド活動、ライブ活動、作編曲活動、すべてにおいて正しい音楽活動ができますよ。その5つの要素・・・知りたいですよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、音楽家を構成する5つの要素が分かりますよ。
5つの要素
- ①どう希望するか
- ②どう考えるか
- ③どう話すか
- ④どう行動するか
- ⑤どう感じるか
以上で構成されてます。
①どう希望するか
これが一番最初で、一番大事なんです。希望することが「楽器を奏でている時間の幸せ」なのか「演奏による対価」なのかなどの「何」を希望するかだけでなくて「どう」希望するかです。「なんとなぁ〜く軽〜く希望する」のも悪いことではありませんし、「切望する!」のも当然ありです。自分で「どう希望するか」が分かっていれば正しい音楽活動ができます。例えば「演奏による対価(お金)を強く希望するロック・ギタリスト」と「楽器を奏でている楽しい時間をなんとなぁ〜く希望しているクラシック・ピアニスト」が共同作業するなんて、結末が分かりますよね。上手く行くはずありません。そのピアニストに時間的な足を引っ張られて終わりになるだけです。
②どう考えるか
アマチュア・ギタリストもプロ・ギタリストでも初心者でも上級者でも、自分自身を音楽家として「どう考えるか」ってのが必要です。「自分は生活にギター演奏がある楽しい人生を歩んでいるアマチュア・ギタリストだ!」というのも素晴らしいですし、「自分はプロ・ギタリストだ」とか「自分はプロを目指すギタリストだ!」とか「自分はこの村では一番腕のいいギタリストだ!」とか、「自分は昔の大学仲間でバンド活動を楽しむギタリストだ!」とか「家族で音楽を楽しむギタリストだ!」とか、どんなことでも大丈夫です。
③どう話すか
「どう考えるか」があれば「どう話すか」が見えてきます。「自分はプロを目指すギタリストだ!」と考えてる人が楽器屋さんにいって店員さんと話す内容や話し方って想像つきますよね?「家族で音楽を楽しむギタリストだ!」と考えてる人が楽器屋さんの店員さんと話す内容や話し方と異なるのも想像つくでしょう。
④どう行動するか
まぁもうお分かりでしょう。①〜③で「どう行動するか」は決まったようなもんです。プロ志向ギタリストがオルタード・スケールのスピードに満足しないなら、徹夜なんて当たり前です。でも、「家族で音楽を楽しむギタリスト」が親子3人で徹夜でオルタード・スケールを速弾きしてたらおかしいですよね。(別にやってもいいけどww)
⑤どう感じるか
最後に①〜④の自分を「どう感じるか」です。「満たされてるべき」なんです。「満たされてる」というのは「もう十分!満足満足!」ということではなくて、自分の希望、考え、話し方、行動を伴う音楽活動自体が満たされてるってことです。これが満たされてなかったらどっかおかしいんです。
- 例えば、プロ志向ギタリストがオルタード・スケールのスピード練習を徹夜で打ち込むこと自体、前進している自分に満たされることでしょう。でも、諦めてスマホ見ながらベッドに入ったら満たされないでしょう。④「どう行動するか」が間違ってるんですよね。
- 「家族で音楽を楽しむギタリスト」が親子3人で「ギターアンプの取り合い」してたらそれは微笑ましく満たされる瞬間でしょう。でも、旦那様がお子様に「ギターの練習するからテレビの音小さくしてくれよ!」とか言ったり、奥様が「うるさいわねぇ!」とか言ったら満たされないでしょう。③「どう話すか」が間違ってるんです。
- 「自分はこの村では一番腕のいいギタリストだ!」が近所のおばちゃん集めてジャンジャン弾くのは満たされてるでしょう。SNSでプロ・ギタリストのスレッドに持論を展開して炎上・・・だと満たされないでしょう。②自分自身を「どう考えるか」が間違ってるです。
まとめ
どんなギタリストも①〜⑤を整理すると楽しいギターライフが待ってますよ!
そんなギタリストがオンラインで楽しく集まる場所を構成しています。
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津本幸司