ギタリストの悩み解決

津本幸司がギタリストの「困った」を解決します。

ギターのピックの交換時期

どこまですり減ったら交換すればいいのでしょうか?

ツイッターでご質問頂きました。

多少すり減った方が弾きやすい気もするし・・・分からないですよね。

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心配無用です。

この記事を読んだらいつピックを交換すればいいか分かりますよ。

結論

リードを弾くなら欠けたらすぐ交換。
コードを弾くなら1㎜削れたら交換。

ここでは少し技術的に難しいことを始めたくらいの学生さんロック・ギタリストを想定読者として、あえて上記のように言い切りました。

ここから細かく考えます。

リードの場合

リードギターと言ってもスティーヴィー・レイ・ヴォーンのような荒々しいブルースのリードもあれば、ジャズ・フュージョンのような繊細なリードもあります。
アラン・ホールズワースのようなレガートの演奏もあれば、アル・ディ・メオラのようなマルカート(1音1音はっきり弾く)演奏もあります。

繊細で技術的に細かい演奏をするギタリストほど交換頻度が早いと考えて下さい。

私個人はライブやレコーディングでは1曲に1枚使用します。

練習をしている時は、爪で擦って欠けた感触があればすぐ交換します。

ポール・ギルバートは私が捨てたピックを「もったいなぁ」と言って使ってました。
私はポール・ギルバートが使ってるピックを貸してもらって「こんなのでは弾けないよぉ」と驚きました。

スタイルや体格や奏法によってもそれぞれ変わってくることが分かってもらえると思います。

コードの場合

ストロークやカッティングが続く曲では5分ほどで削れてしまいます。頻繁に交換するのは経済的ではないでしょう。1㎜削れている状態は「かなり」磨り減っている状態です。技術的に支障をきたす分岐点となるでしょう。逆に、1㎜削れていても普通に弾き続けられるなら、普段から深くピッキングしすぎている可能性があります。

私個人はコードを弾く場合にも、ライブやレコーディングでは1曲に1枚使用します。

1年間に

私は1年間に1500枚使います。
1枚100円と考えても15万円・・・とんでもない出費です。
当然私達プロにはスポンサーが付いているので出費はありません。

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では、アマチュアの方はどうすればいいのでしょうか?

解決策

ステージ別(段階別)に分けるんです。

  1. 繊細演奏ステージ:最初に繊細なリードを演奏用に新しいピックを下ろします。
  2. ブルージー・ステージ:それが少し欠けたらブルージーな演奏用に回します。
  3. リズムギター・ステージ:少し削れてきたらパワーコードなどのリズムギター用に回します。
  4. カッティング・ステージ:さらに削れてきたらカッティング用に回します。

これで1枚のピックが無駄なく使えます。

最終的に1㎜削れてしまったら、労をねぎらい・・・天国へ行って頂きましょう。

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注意!

モノを大切にするんだ!・・・とか言いながら古いピックを使い続けると上達しません。
「あの時100円をケチってなかったら・・・」と、後悔している人を何人も見てきました。

まとめ

  • リードを弾くなら欠けたらすぐ交換。
  • コードを弾くなら1㎜削れたら交換。

これを基準にステージ別に使い分けましょう。


繊細演奏ステージ
    ↓
ブルージー・ステージ
    ↓
リズムギター・ステージ
    ↓
カッティング・ステージ

 

頑張るギタリストの皆様のヒントになれば幸いです。
津本幸司

(@tsune1221様ご質問ありがとうございます。皆様もご質問あればどんどんツイッター上でリプ下さいませ。)

津本幸司