カッティング
そもそも和製英語のカッティングのというのは「ファンク・グルーヴ」と言います。カッティングという情けないジャパングリッシュが一人歩きしてるので、検索に引っかかるように本を書くときも「カッティング編」とか出してますけどね笑。
ま、上手くなるというより、スゴくなる方法教えます。
①ワウを使う
教えたくないくらいの裏技なんですけど、私の生徒には全員やらせています。だからISMギタリスト養成所の出身者はカッティングが上手いんです。
チャカポコ・チャカポコと普通にブラッシングしながらワウを踏み込んで行くんです。これでドラムよりもグルーヴが出せるようにします。
それを実践してる時間から再生されるようにしました。2分41秒からの右チャンネルです。
②6弦と1、2弦
ガチャガチャ全弦掻き鳴らすからいつまで経ってもヘタクソなまんまなんです。以下の本にも書きましたが、分離でグルーヴを作ります。特に6弦と1、2弦を交互に弾くと、ベードラとスネアのようなノリが出ます。ブラッシングをハイハットとして使うイメージです。
この曲では冒頭の部分です。その部分から再生されます。
③単音を入れる
派手なフィルを入れたがるのがド素人です。派手に弾くとただ別のパターンをやかましくしただけで全然目立たないんです。逆に単音で「ポコン」とフィルを入れると、コンプのスレッショルドに入らないので、グンと音量が上がって目立つんですよ。
ここら辺の時間を聴いたらわかると思います。
④6連符で数える
16分音符のグルーヴを16分で数えると単調になりますので、6連符で数えます。数えるというか6連符で割れたらちゃんと数えられている証拠です。これは料理人がキュウリの千切りがめっちゃ速いのと同じような「職人芸」として磨き上げて下さい。私の弟子は全員できます。(弟子と名乗れるのは現在3人です。それ以外はただの生徒です)
この一番最後の部分とかですね。
⑤ダブルタイムで感じる
これもISMギタリスト養成所門外不出の技なんですけど、ま、私が所長ですから公開します。
ダブルタイムというのは倍の大きさ、つまり半分のテンポでゆったり感じるという意味です。厳密には「ダブル・タイム・フィール」という用語になります。6連符で「数えて」ダブルで「感じる」のがポイントです。
このBメロの雰囲気ですね。
まとめ
完コピしたい人は公式LINEのカラオケプレゼントやタブ譜プレゼントをお待ちください。
リード弾いてる時に誰かにカッティングやっといてもらう必要があるので、我こそはという方はマレーシアに一緒に行きましょう。動画のコメントに自分の演奏貼り付けてくださいね。
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