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上手くなるギタリストを見分ける方法

ギタリスト

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94年バークリーの寮

私はオーディションの審査員や音大の受験審査員をやっています。実はギターを弾いてもらわなくても、オーディション会場に入った瞬間、上手くなるギタリストかどうか分かるんです。超能力?違います。不思議でしょ?

心配無用です。

この記事を読んだら、上手くなるギタリストを見分ける方法が分かりますよ。

結論

判断基準は【パッションが現れてるかどうか】です。

パッションとは

パッションとは熱意のことです。

  • ギターが音楽が好きでしょうがない。
  • このオーディションはステップに過ぎない。
  • 受かろうが落ちようが関係ない。
  • アレもしたい。これもしたい。
  • こうなりたい。
  • こんな自分を見て欲しい。
  • こんな演奏を聴いて欲しい。
  • でも、そんな自分をこのオーディション会場では見せられない。
  • 抑えよう・・・

それを隠しきれない人・・・

一発合格です・・・

そう演奏を聴く前に。

演奏なんて私達審査員にしてみたら

「ほら、やっぱりね」

と、確認の作業に過ぎません。

全く見てないこと①

全く判断材料にしていないのは性格です。そりゃ明るいギタリストもいれば、暗いギタリストもいます。そんなの審査員は気にしてません。

(ちなみにバークリーで私と同期のジョン・メイヤーが、ボストンのあるオーディション会場で話しているのを見た友人に「陰気くさい2人が話してる・・・キモイ・・・」と言われていました。ま、確かにキモイ2人でした。でも、私達2人だけが受かりました。)

全く見てないこと②

さらに全く判断材料にしていないのは【緊張による失敗】です。そりゃ緊張するでしょう。そりゃ失敗するでしょう。緊張よる失敗か、練習不足による失敗か、本質的に間違ってるのか、知らなかったのか、気付いてないのか・・・これらを私達は瞬時に正しく判断できます。だから緊張による失敗なんて気にしなくていいんです。

まとめ

パッションを持ってるギタリストは上手くなるんです。街でギター担いでる人を見かけたら「この人は上手くなるギタリストかどうか」判断してみて下さい。きっと当たりますよ。そしてなによりも、あなたがパッションを持って【ギターを弾かなくても上手いと判断されるギタリスト】を目指しましょう。

津本幸司

パッションを持ち続けられるメソッドはこちら

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