ギタリスト
私はオーディションの審査員や音大の受験審査員をやっています。実はギターを弾いてもらわなくても、オーディション会場に入った瞬間、上手くなるギタリストかどうか分かるんです。超能力?違います。不思議でしょ?
心配無用です。
この記事を読んだら、上手くなるギタリストを見分ける方法が分かりますよ。
結論
判断基準は【パッションが現れてるかどうか】です。
パッションとは
パッションとは熱意のことです。
- ギターが音楽が好きでしょうがない。
- このオーディションはステップに過ぎない。
- 受かろうが落ちようが関係ない。
- アレもしたい。これもしたい。
- こうなりたい。
- こんな自分を見て欲しい。
- こんな演奏を聴いて欲しい。
- でも、そんな自分をこのオーディション会場では見せられない。
- 抑えよう・・・
それを隠しきれない人・・・
一発合格です・・・
そう演奏を聴く前に。
演奏なんて私達審査員にしてみたら
「ほら、やっぱりね」
と、確認の作業に過ぎません。
全く見てないこと①
全く判断材料にしていないのは性格です。そりゃ明るいギタリストもいれば、暗いギタリストもいます。そんなの審査員は気にしてません。
(ちなみにバークリーで私と同期のジョン・メイヤーが、ボストンのあるオーディション会場で話しているのを見た友人に「陰気くさい2人が話してる・・・キモイ・・・」と言われていました。ま、確かにキモイ2人でした。でも、私達2人だけが受かりました。)
全く見てないこと②
さらに全く判断材料にしていないのは【緊張による失敗】です。そりゃ緊張するでしょう。そりゃ失敗するでしょう。緊張よる失敗か、練習不足による失敗か、本質的に間違ってるのか、知らなかったのか、気付いてないのか・・・これらを私達は瞬時に正しく判断できます。だから緊張による失敗なんて気にしなくていいんです。
まとめ
パッションを持ってるギタリストは上手くなるんです。街でギター担いでる人を見かけたら「この人は上手くなるギタリストかどうか」判断してみて下さい。きっと当たりますよ。そしてなによりも、あなたがパッションを持って【ギターを弾かなくても上手いと判断されるギタリスト】を目指しましょう。
津本幸司
パッションを持ち続けられるメソッドはこちら