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【ギターに腕力は不要!】騙されないで

腕力は不要

「腕の筋力を使ってストロークしてはいけません」

これが言いたい事です。でもなぜか分かりませんよね。

(トータル・ギター・メソッドお客様の声)

心配無用です。

この記事を読んだら、なぜ、腕の筋力を使ってストロークしてはいけないかが分かりますよ。

まず

リズム・ギターはギタリストのメインの仕事です。コードをジャンジャンかき鳴らすことが仕事なんです。ジャンジャン弾くことをストロークと言います。この弾き方を教えている先生のほとんどが「間違った弾き方」を教えています。それが「肘を軸にして腕を大きく振る方法」です。

間違いである理由

残念なことに雑誌のレッスン・コラムなどでもこれを推奨しています。なぜ、間違いかと言うと、腕を振る作業は上腕二頭筋、三頭筋を使用します。非常に大きな筋肉を使って弾いているのです。これをすると必ず疲れます。3分とまともな演奏がキープできません。試しに「右腕のストレート・パンチ」だけで細かいリズムを刻もうとして下さい。上手くいきませんよね。それに加えて「右腕のフック」でリズムを刻んでみて下さい。そして組み合わせたらどうでしょうか?ムチャクチャになるのは明らかです。これを推奨しているのが「腕を振るストローク」なんです。単に間違いなのはお分かり頂けたでしょうか。

推奨してしまう理由

では、なぜここまで多くのギターの先生が「腕を振って筋力を使うストローク」を推奨するのでしょうか?それは「伝えやすいから」です。どうせギター買ったばかりで教則本を見て習いに来たような生徒には、適当に「弾けてる気にさせておけばいい」と考えてしまうからです。教則本や教則DVDにもそのような記載が多いのも「売れれば良い」「伝わればいい」「弾けた気にさせればいい」と考えるからです。

私は今まで何冊も本を書いていますが、腕を振るように書いたことや、指導したことは一度もありません。必ず「手首を使う」ように指導しています。手を前に出してプールの前の準備運動をするように手首を振って下さい。これが理想的な動きです。

正しいストロークの方法

トータル・ギター・メソッドでは新しいフェイスブック・レッスン会員様がいらっしゃった次の木曜日には必ずライブ放送でご説明しています。文字では伝わりにくいのですが、簡単に説明します。

  1. まず手を前に出します。
  2. 手を45度傾けます。
  3. ピックを人差し指の真ん中に置きます。
  4. 腕で弧を描くようにフロント・ピックアップの上に持ってきます。
  5. 肘が上がってないことを確認します。
  6. 上下に振ってピックが落ちない動きを確認します。
  7. 中指、薬指、小指の三本を母指球の部分に乗るように軽く握ります。
  8. 親指をピックの真ん中に当てて支えます。
  9. 手首が体から一番離れている場所に来るようにします。
  10. この持ち方で綺麗に手首を振ることができれば、疲れずに2時間のコンサートでもストロークできます。

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木曜日のライブ放送の模様(トータル・ギター・メソッド)

まとめ

腕の筋力を使ってストロークしてはいけません。。正しいストロークの方法を身に付けましょう。

津本幸司

以下で私と毎日練習しましょう

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