フィンガー・ピッキング
今回はフィンガー・ピッキングの注意点について解説します。
パターン
まずこのパターンを見て下さい。このパターンはトータル・ギター・メソッドⓇのに含まれています。トータル・ギター・メソッドⓇは12編で構成されており、コード・ストロークのパターンは「リズム・ギター編」に10ジャンルx10コンテンツ=合計100コンテンツ用意しています。このパターンはその中の番号「R013」から抜粋したものです。実際のコンテンツは12小節ですが、ブログで公開できる範囲として4小節だけ紹介しています。トータル・ギター・メソッド本編をお持ちの方は該当箇所をお読みになって、お手本動画を見て頂いてから以下の注意点をお読み頂くとより効果的に学習できるでしょう。
注意点①親指の形を決める
内側から見ると以下の3種類の親指の位置があります。オススメは最初の親指が前に出る形です。決まりではありませんのでどの形も問題ないのですが、いろんな形になってしまうというのは良くないです。
注意点②コードのつなぎ目を無くす
フィンガー・ピッキングをすると右手が弦に触れている時間が長くなるためどうしても音が短くなりがちです。左手までコード・チェンジに時間が掛かるとダブルで音が短くなりますので、少なくとも左手はギリギリまで音価を保つようにして下さい。
注意点③タブ譜通りに押さえなくていい
例えば2小節目のA7のタブ譜を見ると見慣れない形になっています。当然ながらタブ譜には「鳴る音」のみを記載するわけですので、このようになるのですが、実際に押さえている形は6弦から1弦までセーハしたいわゆる「Fの形」で問題ありません。どのみち右手でフィンガー・ピッキングをするのは記載されてるタブ譜の音だけなのです。従って、フィンガー・ピッキングのタブ譜を見るときは「これらの音が含まれている形で押さえ慣れてる形はないか」探して下さい。
まとめ
以上フィンガー・ピッキングの注意点でした。動画でも説明していますので、以下をご覧下さい。
津本幸司
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