アドリブ
嫌われるアドリブ・好かれるアドリブ・・・自分がどっちを弾いてるか分かります?不安ですよね。
心配無用です。
この記事を読んだら嫌われるアドリブ・好かれるアドリブの違いが分かりますよ。
ざ〜っとリストアップしますね。
嫌われるアドリブ
【白いアドリブ】
かんたんなないようばかりでながいおとをたんたんとひきつづけるとどこがくぎりめかわからなくなりぜんたいていきにききにくくなります。
【黒いアドリブ】
連続高難易度技術凝縮後意味不明音楽理論知識誇示聴取不快
【メタ言及プレイ】
「誰もが知ってるディミニッシュ・フレーズを弾きました」って雰囲気だしてたらイヤミですよね。
【しつこい語尾連続】
毎回ですね〜、同じようなですね〜、フレーズの終わり方をですね〜、やっているとですね〜、そこばかりにですね〜、意識がですね〜、行くんですね〜。
【頭悪そうな冒頭フレーズ】
まさに、頭悪そうなフーレズ。
さらに、ちょっと弾いて意味深に区切る。
だから、最初の3音で無意味な空間。
それが、嫌われるアドリブなのじゃ。
こんな、演奏する人多いでごじゃる。
【一回でやめない】
お!!!!
!!!
インパクトがあること!!!!!!
www
一回だけ!!!!!
!!!!
やればいいのに何回繰り返すんだ!!このビックリマーク!!!
ガハハハハ!!!!!wwwwwwwww
こんなライン送ってくるヤツって頭悪いでしょ?
好かれるアドリブ
【メイン・フレーズを頭で弾く】
コンパクト・ディスクというのが登場してから聴きたい場所にスキップするのは当たり前なんです。だからイントロにサビを持ってくる手法が登場したんです。今の時代は0.1秒を急ぎたい聴取者ばかり。メインのフレーズをいきなり弾いて引きつけましょう。
【アーティキュレーションを混在させる】
ミュートしてから、テヌート。レガートにした後、スタッカートで弾く。静かに弾いたと思えば、ハードピッキングを入れている・・・と言う感じです。上記は内容だけでなく、体言止め、過去形、現在形と日本語でもやってみましたが、ちょっと不自然ですね。
【楽屋落ちを気付かれないように入れる】
楽屋落ちというのは知ってる人は分かるというものです。例えばコアなファンなら知ってる誰かの有名なフレーズを入れたり、ある曲のテーマを挿入したりする弾き方です。これをこれ見よがしにやってしまうと、知らない人は不快に感じます。知らない人はスルー出来るくらいのサラッと感を演出できると好かれます。
まとめ
トータル・ギター・メソッドⓇのフェイスブック・レッスンでは土曜日をアドリブ練習日としています。会員様のバリエーション豊かな演奏を毎週楽しみ、バリュエーションを査定しています。ご参加お待ちしています。
津本幸司
2022年ゴールデン・ウィークは10学講座を開催したため、恒例のカッティング集中講座ができませんでした。ご要望がたくさん寄せられておりますが、釣りのシーズンですので開催出来ません。これを言うと口を尖らせてご不満な顔をなさる方がいたのと、週末は人が多すぎて釣り場に困るので、ちょっとだけ開催します。詳しくはISMギタリスト養成所のページにて。