日本人ギタリスト
かっちり決まったことは得意なのに、自由に演奏するアドリブが苦手なのが日本人ギタリストの特徴だそうです。世界中のギタリストを知ると、それをひしひしと感じます。自分自身も現役の頃苦手でした。(当然アーティストを引退した2014年以降、今でも苦手です)それには理由があるんです。知りたいですよね。
目次
心配無用です。
この記事を読んだら、日本人ギタリストがアドリブが苦手な理由が分かりますよ。
結論
ヴァージェンスが起こってるから
はあ?
ヴァージェンスとは
「ヴァージェンスなんて言われても意味不明!」ですよね。お任せ下さい。読者の方は日本人です。日本語に訳します。
輻輳
はあ?
輻輳とは
「輻輳なんて読み方も知らねぇ!」ですよね。お任せ下さい。ひらがなで書きます。
ふくそう
はあ?
ふくそうとは
「ふくそうなんて言葉初めて聞いたよ!」ですよね。お任せ下さい。例えば、大震災が起こった時に電話回線が使えなかったり、インターネットが使えなくなったりするやつです。普段機能してるのを一気に集中して使うとごちゃごちゃになるってことです。簡単にいうと日本人ギタリストは頭が良すぎるから、アドリブ演奏時に色々考えすぎて混乱してるんです。
よく頂く質問
「この時はこのスケールが使えますか?」「このフレーズのこの音はどういう意味ですか?」「この演奏のここはこういう解釈ですか?」大人の日本人ギタリストはこれがやたら多いんです。もちろん、その好奇心自体は歓迎しますし、学習意欲も歓迎します。だけどもそれらの大量の情報を自分の脳内で処理できないくらい詰め込んで結局アドリブ演奏に活かせてないというのが本末転倒だと言うわけです。
対処法
何も考えなければいいんです。弾き終わった後録音や録画を見直して反省すればいいんです。演奏してる最中にごちゃごちゃ考えたらヴァージェンスが起こります。
「おまらごときの低知能な音楽家がごちゃごちゃ考えたところで無駄なんだよ!」
って音楽の神様に言われてると思えば気が楽ですね。
まとめ
私自身現役の頃は海外の顧客の前で演奏する時は何も考えずに弾いていました。私のライブにお越し下さった方々(3月のシークレット・ライブは完売しました)はご存知の通り、ほとんどの時間目を閉じています。目から入ってくる情報なんて邪魔なだけですしね。アドリブが苦手な日本人ギタリストもそうすれば上手くアドリブできますよ。
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