ストレス・タイムとは
ストレス・タイムとはタイム ストレスを感じる時間です。極力減らし、楽しい時間を増やしてください・・・「そりゃそうだ」と思うかもしれません。しかし、注意してください。あなたの時間は既に最も精神崩壊する時間になっています。どちらかというと思考停止状態に引き戻されると言った方が正しいかもしれません。
戦後の日本教育で労働者になるための洗脳をして、ローンを組ませてマイホームを買わせて、子供を作らせて、資金力を無くし、労働から抜け出せないようにして、労働力を確保する・・・この一連の流れが「当たり前」「常識」と思っている状態こそが精神崩壊状態、思考停止状態なのです。
小学校
私は小学校の音楽の授業にゲストで呼ばれることがあります。「音楽は楽しいですよ」とほのぼのとした雰囲気の話に持って行くために毎度児童に「楽しい時間と苦しい時間どちらが大切ですか?」と聞きます。
低学年の授業では「楽しい時間!」と皆が声をあげます。しかし、高学年の授業では100%「苦しい時間」と答えるのです。そして怖いと思ったのは教室の横に立っている音楽の先生、教室の後ろに立っている担任の先生が笑顔で頷いているのです。この「洗脳完了」と言わんばかりの笑顔は忘れることができません。
当然先生方も悪気があってやっているのではありません。自分も小中高大と洗脳機関で洗脳されて、そのまま社会を知ることなく洗脳機関に就職したわけですので、最もピュアな日本人と言えるでしょう。
私が精神崩壊と思考停止の労働者の代表者
小学校の先生を攻撃しているのではありません。私自身小学校時代の先生はいまだに尊敬していますし、大好きです。そして、何よりも小学校の先生達がどのような日常生活を送り、どのような思考回路で、どのように会話をしているかを知っています。
その理由は、奈良県の田舎の小さな小中一貫校の小学校の女の先生と、中学校の男の先生が職場結婚し、生まれたのが・・・私です。精神崩壊と思考停止の労働者になるサラブレッドとして生まれたのです。
しかし、偶然にも幼少期から海外を飛び回ることができ、世界の教育を受け、世界中の人々を見て「日本だけがおかしい」と気付いて音楽という道に進んだのです。つまり「苦しくストレスを感じる時間が大切」と思い込む必要はないのです。
1984年を読め!
「苦しい時間が大切」と思い込むのは、言い換えれば「2+2=5」と覚えさせられているようなものです。ジョージ・オーウェル『1984年』をお読みになった方はお分かりの通り「二重思考」の原理です。そう反する内容の矛盾点を無視させて、信じさせるのです。どう考えても「苦しい時間は嫌」であるのにも関わらず「苦しい時間が大切」と思い込むのは、どう考えても「2+2=4」であるのにも関わらず「2+2=5」と思い込まされているのです。そして、「楽しい時間が大切」などと言おうものなら社会から袋叩きに合います。そう、「2+2=4」と答えるのは社会が許してくれないのです。
このような思考になる社会構造に身を委ねている社会人に目を覚まして欲しいと述べているのです。セミナーのこのセクションで定年間近の敏腕サラリーマンが泣き崩れたりするのも、しょうがないことだと思います。
まとめ
「苦しい時間が大切」という固定概念を取ること、一気に転換せずに徐々に楽しい時間を増やして、最終的に堂々と「楽しい時間が大切」と言えるようになってください。
社会構造が生んだ「苦しくストレスを感じる時間が大切」という洗脳状態から離脱し、少しずつ楽しい時間を増やしてください。
私はこの啓蒙、いや脱洗脳のために今年前半をかけているといっても過言ではありません。少しずつ私の熱意が伝わって、「今年こそ人生を管理しよう!」と熱意を伝えて下さる方が増えています。昨日2024年2月17日の記事からの「音楽家のタイム・マネジメント・セミナー」先行情報希望者がたくさんいらっしゃったのはスタッフ一同嬉しく思っています。まだの方はまだ間に合いますので(ソフィの多忙状況により2日ほど返信が遅れます)お取り寄せください。その前にこの昨日2024年2月17日の記事をお読みくださいね。
津本幸司