時給
サラリーマン、お医者さん、バイト、弁護士はもちろん、雇われている音楽家も含めて・・・全部時給で働いています。
これが不幸になる原因でございます。
根拠
時給労働者が不幸になる理由は、遊んでいる時間に「この時間で稼ぎ損ねた」と思ってしまうからです。つまり「時は金なり」と思うことが、遊んでいる時間を「もったいない」と思うことに繋がるのです。
時給で働くの「楽しい」ならまだしも、「働きたくない」「働くのは苦しい」と思い、そして、働いてない時間は「この時間で働いてたら稼げた」と苦しい思いをするので、どっちにしても「苦しい」だけの人生になるというカラクリです。
低収入者も高収入者も同じ
時給1000円の人も年収2000万円の人も同じ思考回路である限り不幸です。
そんな人が音楽やったらどうなるでしょうか?
一時間演奏したら「あぁこの時間で1000円稼げたのに」
一年間音楽に没頭したら「これで2000万円稼ぎ損ねた」
という気持ちになるんです。そんな人の音楽聴きたくないですよね。
抜け出す方法
方法は「お金」と「時間」と「幸福」の3つを切り離すだけです。考え方だけですので、低収入者も高収入者も同じようにできます。
例
私個人も幸福は娘と猫の写真や赤ちゃんの写真を見ながらワイワイ話す時間ですし、お金は一切掛かりません。時間の経過は忘れています。
音楽に携わっている時も「お金を稼ぐ音楽」は辞めたので、ただ楽しいからやっているだけです。
困っている音楽家の精神状態を修復するのも非常に楽しい作業です。音楽家の人生設計を手伝うのもお金払ってでもやりたい作業ですし、時間なんていくら掛けても大丈夫です。
まず上記3つが「お金」と「時間」が切り離された「幸福」です。
「お金」は市場が時間を使って勝手に稼いでくれています。つまり自分なんて何もする必要ありません。稼ごうともしません。勝手に増えます。(方法は1月に教えます)
音楽家の人生設計を手伝うのは無料でも絶対やりたいですし、やりがいのある幸せな作業です・・が、無料でやると行列ができてしまいますので、料金を設定をしています。それでも行列はできるので、高額にしています。稼ごうとしてるのではなくて、便宜上の問題です。(年に1度だけにしています)
この2つが切り離された「お金」です。
最後に「時間」は最優先です。生きている「時間」が人生なわけですから、1秒たりとも幸福以外には使わないようにしています。まず最優先で21時から6時の寝る時間、次に18時から21時の娘と遊ぶ時間、そして15時運動、17時銭湯、最後に朝6時から15時までの9時間のワクワク生産タイムです。本書いたり、音楽作ったり、音楽家の人生設計を手伝ったりします。
まとめ
時は金なりと考えて時給で働く考えだと不幸になるので、「お金」と「時間」と「幸福」の3つを切り離してください。
津本幸司