バンドマン
10代〜20代の若いバンドマンは聖書となるアルバムを3枚持つべきなんです。
どのように使えばいいのでしょうか?
心配無用です。
この記事を読んだら、バンドマンの3枚の聖書アルバムの使い方が分かりますよ。
結論
【聖書アルバム3枚完コピ】
以上
3枚のアルバムの選び方
3枚の聖書アルバムの選び方なんてどうでもいいです。好きなのを3枚選べばオーケーです。同じようなスタイル3枚でも、同じアーティスト3枚でも、ジャンル違い3枚でも大丈夫です。どうせ時期が来れば変わりますしね。とりあえず3枚選んじゃいましょう。
完コピ!
完全にコピーして下さい。リード・ギターだけコピーするんじゃないですよ。ギターのパートを全部コピーするだけでもないですよ。ベースからドラムからキーボードから全部コピーします。弾けない楽器があればDTMで打ち込んで再現しましょう。そして、アルバムを再現しましょう。歌が入ってたらもちろん完コピです。そして、全パート完全に暗記します。
理由
上記の完コピをする理由は若いバンドマンの初期の「音楽家としての人格」が形成されるからです。影響受けるのはもちろんのこと、自分の演奏に血液としてその3枚の聖書アルバムが流れ込みます。これから聖書は入れ替わることになるのですが、基盤はこの3枚になるんです。だからやるべきです。若い時期に「音楽家としての人格」を形成せずに大人になっても中途半端な音楽家にしかなれませんしね。
はっきり言って80年代〜90年代に10代から20代の年齢で修行したバンドマンで現在も上手く活動してる人(音楽年収3千万以上)は上記の【聖書アルバム3枚完コピ】は絶対やってます。やってなければ「そこまでの音楽家」です。
大変?
「そんなの大変!」と思った人。残念ながら、こう思う人はそのアルバムが「そこまで好きじゃない」んです。そのアーティストが「そこまで好きじゃない」んです。ギターが「そこまで好きじゃない」んです。音楽が「そこまで好きじゃない」んです。音楽活動に「そこまで真剣じゃない」んです。
でも!悪いことではありません!この先の趣味としての〜んびり楽しんで下さい。
例
ちなみに、私は16歳の時にエクストリーム《ポルノグラフィティ》、ドリームシアター《イメージ・アンド・ワーズ》、スティーヴ・ヴァイ《パッション・アンド・ワーフェア》を完コピしました。えっと、DTMどころか、多重録音すらない時代です。ラジカセを2台向かい合わせてドラム、ベース、シンセ、ギターをノイズだらけで再現しました。もちろん後に「打ち込み」なんて言葉が出始めてからMIDIで再現、その後ディジタル録音が出てから、また再現しました。
大学に入って聖書は変わりました。私の師匠ジョン・フィン《ドント・ルック・ソー・シリアス》、エリック・ジョンソン《トーンズ》、フランク・ギャンバレ《ライブ》。もちろん完コピしました。
2年生の時にジョン・フィンのアルバム以外はまた変わりました。
まとめ
大人になっても活発にバンド活動したい人は今のうちに【聖書アルバム3枚完コピ】やっておくといいですよ。10年後にこの記事に感謝してると思います。でも私に感謝するんじゃなくて、その重要性が分かる「自分の経験談」を後継者に伝えてあげて下さい。
って、私も16歳の時にロスの音楽高校の先生に言われましたのでこうやって書きました。
津本幸司