2019年
先日2019年の「音楽家になるためのセミナー」受講者の現状を伺い、返信がきましたので紹介します。泣いてしまいました。本当に嬉しいです。
コロナ前
2019年11月はコロナ前なので狭い会場に30名を収容して実施しました。20代前半から71歳までの方が参加していました。音大生、専門学校生、アマチュアバンドマン、プロピアニスト、プロヴァイオリニスト、プロギタリスト、歌手、音楽講師が参加していました。名称を「音楽家になるためのセミナー」に変更したのは2021年であり、当時は「プロ音楽家になるためのセミナー」としていましたので、活動がパッとしない学生、アマチュア、セミプロ、音楽講師がこぞって参加していました。
当時、音大生20歳
「おかげさまで専業主婦になりました。ミッションの変更が可能とのお話と、人間関係、身体関係、音楽関係、金銭関係のバランスを取った結果、私には専業主婦が向いていることが分かりました。音楽家になるのを諦めたのではなく、専業主婦としてのミッションを果たす幸せに気付かされたセミナーは明らかに、私の人生の転機となりました。」
当時、音楽講師
「生徒50人を抱える音楽講師として事業の拡大目的で参加したセミナーでしたが、音楽家という時間に価値を与える職業の人間が時間を切り売りしてはいけないとのお話が刺さり、3年掛けて講師業を縮小し、今はフラワーアレンジメントの会社を運営しています。音楽だけでなくアート全体で自分の人生を捉えることができるようになりました。ありがとうございます」
当時、アマチュアバンドマン
「コンビニバイトと下北沢でのバンド活動に明け暮れた20代後半でしたが、セミナーを受講して思考実現のメンタルブロックの外し方を教わり、もう一度新しいことに挑戦しようと建築の専門学校に入り直しました。一級建築士として今年から事務所を持つ事になりました。あのセミナーを受けなければ今頃、適当に就職しながらバンド活動を続けていたと思います。先生に感謝します」
当時、プロギタリスト
「津本君の話はどことなく説得力があり、下火になってきた僕の人気の起爆剤になるのではないかと受講しました。ガチョウは6年前と同じ生き方をする、俺たちはガチョウじゃないとの話で、ローブローを食らったように落ち込みました。過去の栄光とその名残にしがみ付いていた自分に気付かされました。今は妻と楽しく北海道でコロッケ販売をやってます。送りたいけど、揚げたてじゃないとマズいんです。来て下さいね」
当時、プロピアニスト
「芸大の先輩としての津本さんの心理学を学ぼうと受講しました。小手先の心理テクニックを音楽活動に使おうとしていた自分がいました。目標設定、行動計画、障害確認、改善対策、メンター設定、コーチ設定、行動のチャンクダウン(小分け)の細かいご指導のノートを毎日見ながら、モーメンタム(推進力)を止めずに動いた結果、パリでリサイタルを開くことができました。そして、燃え尽きました。やり切ったと言う方が正しいと思います。今はパリで知り合ったフランス人の夫の仕事を手伝いながら、花のパリ生活を堪能しています」
まとめ
「おいおい!オマエのプロ音楽家になるためのセミナー受講したやつ、全員が音楽家やめてんじゃねぇーか!ろくなことね〜じゃんよ!」
と、思います?
音楽家コーチング™の核心が分かってない証拠です。
当然、上記は意図的に音楽以外で上手く行った方を集めて紹介しています。
音楽家になりたい方は是非11月の「音楽家になるためのセミナー」(募集時期未定)と7月の「音楽家のコーチング・セミナー」(2023年6月16日時点受付中)にお越しください。以下詳細です。
津本幸司