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ギタリストはパワーコードさえ弾ければ音楽で生活はできる!

パワーコード

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ギターのパワーコードとはルートと5度だけを弾くコードです。弾き方の注意点はこちらの記事で書きましたので興味がある方は読んでください。今日のテーマは「パワーコードさけ弾ければ音楽で生活はできる」です。なんか怪しいですよね。本当なんです。事実パワーコードだけで生活をしているギタリストがいます。というか、私自身も育て上げました。なんでそんなことができるのか不思議ですよね。

ギタリストはパワーコードさえ弾ければ音楽で生活はできる理由

パワーコードというのはエレキギターの代名詞的な演奏内容であり、ギター・オリエンテッド・バンド(ギター中心のバンド)以外ではギターはパワーコードだけで十分だからです。この記事執筆時(2022年3月4日7:42)は妻と娘と大阪のUSJの目の前におります。ロックがたくさん流れてますがギターなんてパワーコードだけです。私自身パワーコード以外うざくて聴いてられません。

想い浮かべてください

ギター以外の楽器の演奏内容を想い浮かべてください。そして、自分のバンドでどんなことをやって欲しいか考えてください。もしあなたがコテコテのロック・ギタリストだとします。そしてクラシック音楽の知識が全くないとしましょう。そんなあなたが自分のバンドでストリング、つまりヴァイオリンの演奏家の集団にどのような演奏内容を期待しますか?こう聞くと決まって

「しゃらぁ〜っと長い音価でのばして雰囲気作って欲しいです」

と答えます。そう、ロック・ギタリストが想い浮かべるストリングのイメージなんて全音符でコードに合わせて音をのばすくらいなんです。ヴァイオリンの演奏家にしてみたらとんでもない話ですよね。ヴァイオリニストは幼少の頃から英才教育を受けて難解な楽曲を青春を犠牲にしてまで練習して、音楽高校、音楽大学を経てプロ・ミュージシャンになったんです。そしてオーケストラに入るのも難しくレッスンで生計を立ててる人も多くいます。泣く泣く、ロックバンドの後ろで弾くような仕事ゲットしたら、そんなヴァイオリニストが集団で雇われてる・・・これがテレビなどで見かけるストリング・セクションです。結構な技術をもっているにも関わらず、期待するのは「しゃらぁ〜っと長い音価でのばして」って・・・でもギャラはそれなりにもらえるから不満は言わない・・・そんなもんです。

ギタリスト以外は

さあ、反対方向から考えましょう。もうお分かりですね。ギタリストの演奏なんて期待されてるのはパワーコードでズンズンと引き続けるくらいなんです。私自身現役の音楽家の頃を思い出して計算すると、家一軒分をパワーコードで稼いだと思います。

今は遊びでしか弾いていませんが、こんな演奏です。

www.youtube.comもちろんパワーコードの演奏の正確性はプロ・レベルであることが必須です。

お読み頂きありがとうございました。

弾き方のコツはTGMで指導しています。興味のある方は以下からどうぞ。

音楽理論はこちらでまとめ始めてます。次の企画のネット上での保存用の意図ですので、ある程度溜まったら削除します。お早めにお読み下さい。

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