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パクって上達する5つのステップ

パクりましょう

ギターはパクって上達するものなんです。
パクると言ってもギターをパクってはいけません。これは泥棒です。
曲や演奏内容をパクってもいけません。これは盗作、盗用です。
じゃあどうする?

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心配無用です。

この記事を読んだらパクって上達する5つのステップが分かりますよ。

5つのステップ

  1. 自分の好きなギター奏者の演奏をそのまま完全コピーします。
  2. その演奏の音だけでなく微細なニュアンスまでコピーします。
  3. ギター奏者の動画が見られるなら衣装、立ち振る舞い、表情までコピーします。
  4. そして「いつ、どうして、何を考えて、どういう目的で、どんな音を、どんな風に弾いてるか」を徹底分析します。
  5. 最後にコピーした演奏ではなく、自分の演奏にその分析結果を反映させます。

ちなみに分析とは言っても「自分の考え」で大丈夫ですし、どうせ本当のことなんて分かりっこないので「勘」でいいでしょう。

これを繰り返す事で上達します。

日本

日本がこれだけの先進国になったのも欧米をパクりまくって研究しまくって独自のものを作ったからです。
楽器業界もそうでしょう。私がお世話になってるアイバニーズもギブソンのパクリから始まりあそこまでになったわけです。

中国

今は中国でしょう。日本の新幹線の構造を徹底的にパクりまくるために分解して細部にまで調べて今ではすっごいのを作りましたよね。

パクり&析が良い理由

他のギター奏者の演奏をパクって分析して改良しまくると、入ってきた音楽情報を自分なりに分析して自分の演奏に反映させる「クセ」が身に付くんです。これさえ身につけてしまえばこちらのものです。私達はこれが瞬時にできるようにトレーニングさせられています。

例えば

  • 聴音:聴いた音が全てドレミで聞こえます。
  • 記憶術:ライブで聴いた演奏を録音することなく暗記できます。
  • カスタマイズ術:自分なりに瞬時に改良できるようになります。
  • 運指考案術:ドレミがあればギターのどこで弾けばいいかが分かります。

こんな感じです。つまり、これさえ身につけてしまえば、好きなギター奏者の演奏を聴くだけで、一瞬で「パクれる」訳です。言い換えれば、その人に数時間レッスンしてもらったのと同じ効果が得られます。

ISMギタリスト養成所ではこのような技術を身に付けさせられるので出身者に凄腕が多いわけです。ただ、これはかなり厳しいトレーニングですので、プロ志向でない方にはオススメしません。アマチュア・ギタリストはまず上記5つのステップにそって「パクる」と良いでしょう。

まとめ

ギターをパクって上達する5つのステップでした。
頑張るギタリストを応援しています。

津本幸司

ただ、大元が要りますよね。ご用意しました→トータル・ギター・メソッド