NLP
NLPとはニューロ・リングイスティック・プログラムという言葉の使い方で全てが上手く行くよ・・・という「インチキ」です。これは金を払って勉強した全ての人が知ってる事実です。でも、効くんです。意味不明ですよね。だったらインチキじゃないじゃんって思いますよね。
ミルトン・エリクソン
そもそもミルトン・エリクソンという人がいました。1980年くらいに亡くなっています。この人が言語を使った催眠療法で活躍したんです。そしてそれを元に体系化したのがNLPです。
だったら良いじゃん?と思いますが、このNLPを科学的に学習しようとすると、根拠が「ミルトン・エリクソンがやってたから」という風に、このミルトン・エリクソンが絶対的な存在だと信じる前提になってるので、科学的にはちょっといい加減なんです。
だから誰がやっても上手く行くということじゃないんです。こういう状態を科学では「一般化できていない」と言います。
英語
そもそも言語は英語ですし、文化もアメリカなので、日本語を使う日本人に当てはめるのはそうとう無理があります。これを言うと日本のNLPの資格を持った講師達が私を攻撃してきます。そりゃそうです、自分の仕事を批判されてる訳ですから。しかし、私自身アメリカで英語のNLPの資格を持ってますので、格が違います。そしてその資格はゴミ扱いして使っていません。
ただ効く
もうインチキで、非科学的で、日本語では意味ないってことはお分かりになったでしょう。しかし、これが効果あるんです。ちょっと語弊がありますが、このように説明しましょう。
「金属のボールが綺麗に前に転がるようにするのがNLP!」と言うとインチキです。
「金属のボールがどっちに転がるか分からないけど、最低でも後ろに転がるのは避けられるし、ついでに左右に転がるのも避けられるのがNLP」と言うと、まぁ妥当です。
合わせ技
そして、NLP単体ではそれだけしかできませんが、例えば金属のボールには触れないものの「坂道」を作って、前に転がるようにする心理テクニックや、前方から磁石で金属のボールを引き寄せる脳科学を合わせると、見た目上はNLP単体で上手く綺麗に前に転がってるように見えるのがわかるでしょうか?
まとめ
オススメはミルトン・エリクソンの書籍を原語(英語)で読むことです。その経験無しにNLPの言葉すら出してはいけません。だから日本人NLP資格者を批判しているのです。これを駆使するのがコーチングです。私は音楽家にしかコーチングできませんので、音楽家コーチング™(商標登録中)と呼んでいます。そして、これが個人単位で自分自身にできるようになるのが各音楽家のゴールです。これはセルフ・コーチングと呼びます。セルフ・コーチングをできるようにするのが海の日の音楽家のコーチング・セミナーです。
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津本幸司