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【バンドマン必見】ライブ料金の決め方

ライブ料金

こんな3密歓迎時代もあったね

20代前半の女性歌手から相談頂きました「ワンマンライブやるのですが、ライブのチケット代っていくらにしたらいいですか?」素直な質問です。その後に「有名人は1万円だから私は5千円くらいでしょうか?対バンでやったときは3千円だったからもっと安くすべきでしょうか?」と話してました。「お客様がたくさんくるなら大きめの場所でやりたいですけど、会場代が高くなっちゃうのでよく分からないんです・・・」普通なら微笑んで「さあね」と言って帰るところですが、この歌手がヤバいくらいカワイイので説明しました。でも、タダで説明するのもしゃくなので、この記事に書いていいか確認したところ了承得ることできましたので書いてます。

結論

適当に決めちゃダメです。上記の発言のように、なんとなく周りを見回して決めると大損するか、搾取されるか、お客様から高いと感じられるか、どれかになります。

方法

あえて数学は一次関数すら使わずに書きます。

  • まず、固定費を算出します。お客様の数に関わらず掛かる費用です。お家から会場までの最低限の会場代、交通費、衣装代、リハーサル代などの合計です。
  • 次に変動費を算出します。お客様の数が増えるにつれて余分に掛かる費用です。
  • 同時に変動費率を計算します。たとえば、10人用の会場が1万円で借りられて、20人用の会場が2万円だと、1人増えるごとに1000円変動費が増えるという概算になります。
  • ここで、集客人数を決めたらその点の固定費と変動費を足します。この金額を損益分岐点といい、これ以下の売り上げだと赤字になっちゃいます。
  • その日の自分の取り分を決めます。自分の価値が2時間ライブで5万円なのか、10万円なのかを決めて下さい。これは堂々と決めていいです。
  • 最後にその取り分を損益分岐点に上乗せして、集客人数で割ればチケット代が決まります。

具体例

  • 固定費5万円
  • 変動費率1人ごとに1000円増加
  • 集客人数100人
  • 損益分岐点=固定費5万円+変動費10万円=15万円
  • 自分の取り分10万円
  • 損益分岐点15万円+自分の取り分10万円=25万円
  • 25万円÷集客人数100人=2千5百円

心配点

上記で納得したようですが、心配事があるようです。

「お客様が100人も来なかったらどうしよう・・・」

気持ちは分かります。でもこれはプロ音楽家として考えてはいけないことなんです。100人のライブをやるなら100人集めるのがプロです。99人でも101人でもありません。販売開始から本番までの間の半分の期間を計算します。8月後半のライブで6月末に販売開始なら、7月末が半分の期間です。その期間で計画した枚数が売り切れる見込みがあるときのみ、プロはお金を頂いてライブをする権利があると考えて下さい。適当にやるのは素人さんです。

まとめ

上記を話したら本人は、不満そうな顔をしてました。ライブは8月後半でした。そして彼女は結局90人しか集められませんでした。

えっと、私が学生を10人集めて、チケット買ってあげて、送り込んであげました。

つまり「カワイイは正義」・・・

どんな結論やねん

津本幸司

www.youtube.comテストケースが終わりかけなので、そろそろ以下のディスコードで音楽制作を皆で始めるから入って来てね!無料です!

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