五月病
さあ、そろそろ五月病相談ピーク時期になりました。新入社員、大学生、大学院生、新部署、新授業、新ゼミ、新クラブ・・・嫌がらせを受ける大変な時期です。さらに数年経ってるのに嫌がらせされたりすることもしばしばです。
心配無用です。
この記事を読んだら嫌がらせのかわし方が分かりますよ。
そして、私達心理カウンセラーは守秘義務があるため、相談者様の例を挙げるわけにはいきませんので、私自身が実際にやったことをそのままお伝えします。
先日
一ヶ月前です。私の知り合いの研究者が私の論文の一部分を見て「○○だ!」と言ってはいけない言葉を使って来ました。もちろん、なんの根拠もなく、その研究者の「英語の読み間違い」が原因でした。さらにその人は確証バイアスといって、自分が思い込んだら全てのことがそのようにしか見えなくなってしまうという現象にまんまとやられてしまっていました。どうやら感情が押さえられないようで、言葉の暴力を振るった後に、メールでも「○○だ!」と書いて来ました。証拠を残してしまったわけです。
普通だったらおおごとです。
私は全国の方のこの手の相談を受けている側の専門家です。さあ、そんな私はどう対処したでしょうか?
是非マネをして下さい。
子供だと思う
カッとなってはいけません。「このレベルの人は精神的に子供」だということを知るんです。古代中国の思想家の老子は「善く戦う者は怒らず」といっています。未熟な子供に怒っても仕方ないことです。
弱い人だとしる
嫌がらせをしてくる人は「弱い人」なんです。かわいそうだと哀れみましょう。
毅然と無反応
「あら、そうですかぁ。」と、軽く受け流します。受け取る必要のない言葉です。堂々としていましょう。すぐに話題を変えれば言い訳です。そしてとぼけましょう。その場の感情的な暴言に付き合わなくていいんです。
反論しない
「そりゃ違うだろ!」とか言ってはダメです。心に余裕をもっておきましょう。「侮辱に仕返しする者はさらなる侮辱を招くことになる」との格言があります。
沈黙
私は3週間この研究者を無視しました。平然と相手の嫌がらせを無視して、相手にしないのが効果的です。波が静まるのを待つんです。中国の思想書にも「水面の波が乱れていてはお月様が映っていることにも気付くことができない」と書かれています。
近付かない
近付かないようにします。このレベルの人間に物理的に近付いては、他の精神的幼稚さが感染してしまいます。
やり続ける
泰然自若の精神(なにがあっても動じない精神)で淡々と自分の信じていることをやり続けます。これを妨げようとするのが嫌がらせをする理由ですから、やり続けることが何よりも良いことです。
自分の大きさを知る
嫌がらせをする人は押しつぶされそうな危機感に迫られて、言葉の暴力を振るってくる訳です。自分が「押しつぶせるだけの大きさ」になっていることに気付けば相手は惨めな生物同然です。
心の中でも怒らない
投げた石は自分の頭に落ちてくるもんです。心の中でも怒ったら自分が損します。これが「戦わずして勝つ」必勝法です。仏教でも「瞋恚の戒め(しんいのいましめ)」といって、ムカついても怒ってしまったたら、その怒りの火が自分を焼き尽くすと言われています。
もしもに備える
ごく希に、このような嫌がらせが正論なこともあります。その場合には自分が反省すべきですので、徹底的に自分に落ち度がないか調査しましょう。そうすると嫌がらせの「原因」が明確になり大きな自信に繋がります。私は3名の先輩研究者に検証を依頼しました。
しつこい場合は説明
しつこい場合は冷静に説明をしましょう。「あなたは間違っています」「その言動は不適切です」これをきっちり言うと相手を封じることができます。
鏡を見せる
実際に鏡を見せるのではなく「怒っていらっしゃるようですね」と、言葉で自分の行動を分からせてあげると良いでしょう。必ず黙ります。
自分の非の可能性を無理矢理認める
全く自分に悪いところがなくても、その可能性があったかもしれないことを真摯に伝えましょう。相手はその小さな可能性すらないことに気付きます。
断固受け入れない
説明をしたら、「以上を理由に侮辱的な言葉を断固受け入れない」という姿勢を伝えましょう。これで相手は怯みます。
守ってあげる
防衛機制といって、ストレスだらけど困っている人が、自分を防衛するために手当たり次第立場弱い者を攻撃するのが嫌がらせやハラスメントです。このかわいそうな人を「守ってあげよう」とすると自分が何倍も大きな人間になります。
感謝する
嫌がらせをする人は「普通の人間関係において聞けないような事を言ってくれる人だ」と思って、その経験ができること、そしてもしかしたら本当に大切なことに気付かせてくれるかもしれないことに感謝すると良いでしょう。自分がさらに大きな人間になります。
味方と話す
信頼できる仲間と証拠を整えておけば、後の裁判で簡単に勝訴できます。今時、嫌がらせは簡単に封じて、損害賠償を請求できる時代です。実際、私は送信ボタン1つで自動的に勝訴するように準備をしました。次の機会で送信ボタンを押すことも可能です。
許す
確実に謝って来ます。謝って来たら、100%の心で謝罪を受け入れ。その謝罪に感謝し、全てを水に流しましょう。これで自分の心が透き通るように美しく浄化されます。
まとめ
これが奥義です。是非実践してみて下さい。
津本幸司
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