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ギタリストの感情コントロール法!

激怒!

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めちゃくちゃ怒ることってありますよね。そりゃぁギタリストも人間、怒ることくらいあります。でも一度怒り始めるとず〜っとムカついたままで夜も眠れない・・・なんて状態は避けたいですよね。では、どうやったらその感情を鎮めることができるのでしょうか?分かりませんよね。

心配無用です。

この記事を読んだらギタリストの感情コントロール法が分かりますよ。

結論

結果に意味はなく、結果までの過程に意味があり、結果への対処に価値があると考える。

これだけです。

そもそも怒る理由

感情的になって怒る理由は何でしょうか?多くの場合は「思い通りにならないから」です。具体的には

  • 友達と約束したのに来なかった。つまり自分は友達が来ると思ってたのに思い通りにはならず、友達は来なかったから怒るんです。
  • 後輩に頼んだ仕事をやってなかった。つまり自分は後輩が仕事をやってくれると思ってたのに、後輩はやらなかったから怒るんです。
  • 頑張ってバンド練習したのに、メンバーが間違えた。つまり自分は全員が間違えずに演奏できると思ってたのに、メンバーが間違えたから怒るんです。
  • 楽器屋さんで800円の弦を買って1000円渡したら100円おつりが足りなかった。自分は200円おつりがくると思ってたのに100円しか来ないから怒るんです。
  • この練習を100回やったら速弾きができるようになるってネットに書いてあったから100回やったのに速弾きできない。つまり、自分はそのネットの情報がホントだと思ってたのに、自分ができないから怒るんです。

怒ってもしょうがない

上記は少なからず他人が関与している結果なので、自分の思い通りにならないことがほとんどなんです。故意に悪い結果を出そうとする他人もいれば、事故的に悪い結果に繋げてしまう他人もいるんです。他人のすべてをコントロールすることはできないので、結果を見ていちいち怒ってもしょうがないんです。そんな結果に意味はないと考えましょう。それよりもその結果にたどり着くまでの過程に意味があるんです。

  • 友達を信じて約束しようとした自分。
  • 後輩に仕事を任せようとした自分。
  • 間違えないようにバンド練習したこと。
  • 店員さんを疑わず1000円を渡したこと。
  • 100回練習したこと。

これらの過程は自分でやったことですので、ここにまず大きな意味があると思って満足しましょう。

結果への対処に価値

そして、悪い結果になってしまったら、その結果への対処に価値があると考えましょう。

  • 友達が来ないのなら「今後口約束は止めておこう」「自分の都合ばかりで予定を立ててたのかもしれない」と反省したり、
  • 後輩が仕事をやらないのなら「重荷を与えすぎてたのかもしれない」「この後輩には緊急性のある仕事は任せないでおこう」と考えたり、
  • バンドが間違えるなら「別の方法で楽曲への解釈を深める方法を考えよう」としたり、
  • 店員さんがおつりを間違えるなら「こういう場合にどのようにしたら、攻撃することなく100円足りないことを伝えられるんだろう」と考えたり、
  • 100回練習しても速弾きができないなら「このようなネット情報を鵜呑みにする自分を変えよう」とするなど、

あらゆる対処が考えられます

どうですか?

上記のようなことを考えてたら怒ってる暇なんてないですよね。自ずと感応コントロールできてると思いますよ。

ちなみに

すこし脱線しますが、私は一つだけ意図的に感情をコントロールせずに怒る時があります。それは

【ギタリストが自分や他人を傷つける行動を取っている時】

です。

傷つけると言っても、ギタリストがいきなり殴りかかってくるようなことはありません。ギタリストが最も発生させやすいのが

【事故的に大音量のノイズや爆音を鳴らしてしまうこと】

です。シールドの断線、電源ケーブルの故障、接続間違い、設定間違いなど・・・これらが原因で大音量がなってしまうと自分の耳、他人の耳を壊してしまいます。そして取り返しの付かないことになります。私は自分の知り合いに、こんな大音量のノイズや爆音を鳴らすギタリストはいないと思っています。でも事故は起こるんです・・・こんな時はあえて感情コントロールをせず、反射的に激怒します。なぜならば、人の記憶というのは「強烈な衝撃と一緒にならないと残らない」からです。この結果を強烈な衝撃と一緒にしておくことで一種のトラウマをつくることができます。そして二度とやらないギタリストになるからです・・・と、偉そうに恩着せがましいことを言ってますが、実は学生時代に私も普段優しい先生に同じことを怒られてビビってトラウマになってるんです・・・ww

まとめ

ギタリストが感情コントロールをする方法は、結果に意味はなく、結果までの過程に意味があり、結果への対処に価値があると考える。

日本のギタリストが穏やかなギター・ライフを送って下さることを願って。

津本幸司

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