ラフな演奏
コードをかき鳴らして弾き語りっていいですよね。雑に弾くのはクオリティ低くなっちゃいますが、あんまりきっちり弾きすぎても味気ないですよね。これヘタウマにコードを弾くコツがあるんです。知りたいでしょ?
心配無用です。
この記事を読んだら、弾き語り風ヘタウマ・ギターの弾き方が分かりますよ。
結論
裏拍を力抜いて弾く
これだけです。
拍
拍には表と裏があります。例えば4拍子で8分音符を弾く場合は表裏表裏表裏表裏と4回繰り返されることになりますね。この裏の部分だけ力を抜いて、ある意味いい加減に弾くんです。でも表拍は丁寧に弾きます。そうすると裏拍でヘタな感じが演出できて、表拍でウマい感じが演出できるのでヘタウマ・ギターの完成です。
資格が必要
実はこのヘタウマ・ギターを弾くには資格が必要なんです。それは表拍も裏拍も丁寧に弾ことができること。つまりヘタウマは本当にウマイ人じゃないと作る資格がないということです。なぜならばヘタクソからヘタウマを作るのは苦難の技だからです。従って、まずは本当にウマイ演奏を目指してください。その後にヘタウマを目指してください。
ポイント
ポイントは裏拍の力の抜き具合を均等にコントロールしてヘタウマを作るところです。なんとなく力を抜くとタダの「ヘタクソ・ギター」になります。
具体的には、統計学的にヘタ度を強弱とリズムのずれと考えて分布で示すと、裏拍の強弱の偏差が10%に収まるように崩します。そしてリズムは、遅くなる方向にずれるように、そして偏差は極力小さく、つまり三次のモーメントである歪度をマイナス側に、四次のモーメントである尖度を小さくすれば大丈夫です。小難しいですが、早い話が計算したヘタさが必要ということだけ分かればオーケーです。
具体的に
やってみましたので聞いて下さい。
www.youtube.comまとめ
弾き語り風ヘタウマ・ギターは裏拍を均等にコントロールしながら力を抜くと弾けますよ。
さあ、大人のギタリスト達よ!お子さんにご自身のヘタウマ・ギター伴奏で歌ってもらってはいかがですか?武道館より、さいたまスーパーアリーナより、ブロードウェイより楽しいですよ。私自身それらすべてを経験しましたが、全く満たされませんでした。こうして娘と一緒に音楽をやることが、最終的に私が辿り着いた音楽人生の結論です。現役時代より楽しいですし、これ以上に満足できる幸せで楽しい音楽ライフはないと思っています。
お父さんギタリストの皆さん・・・是非マネしてください♫
津本幸司