冬のテクニック練習
ギターのテクニックといえば「速く弾く超絶技巧」というイメージかも知れませんが、実際にはゆっくり弾くべきテクニックもたくさんあります。体が温まりにくい冬に練習すべきテクニック。分かりませんよね。
心配無用です。
この記事を読んだら【冬にオススメ】テクニック練習3選!が分かりますよ。
ベスト1:ビブラート
寒くて指が細かく動かないのでたくさん音を弾くような練習は向いていませんよね。音をしっかり伸ばしながらビブラートをかける練習をしまししょう。
トータル・ギター・メソッドのテクニック編ではビブラートだけで6コンテンツを費やしています。1200コンテンツ分の6ですのでペンタトニック・スケールを全5ポジションで覚えるよりも多いんです。つまり、それくらい重要で難しいということです。ここでコンテンツを公開することはできませんが、内容としてはゆっくり、速く、浅く、深く、チョーキングしながら、複数の音を弾きながら・・の合計6個です。トータル・ギター・メソッドをお持ちじゃない方も、文字だけでも十分な情報だと思いますので練習してみて下さい。
ベスト2:ミュート
ミュートは右手の手刀の部分をブリッジに当てて音の振動を抑制しながら弾く技術です。トータル・ギター・メソッドではしっかりミュートする方法と、軽くミュートするハーフ・ミュートを区別しています。どこまで振動を抑えればハーフ・ミュートかというのは文字では説明しにくいので、私が弾いたお手本を参考にして下さい。
ベスト3:アクセント
アクセントは指定されている音を強く弾くという意味ですが、ギターの場合は通常のピッキングがある程度強いのでアクセント以外の音を小さくすると考えた方がいいでしょう。ここに記載するのはトータル・ギター・メソッドのアクセントのコンテンツから少量だけを抜き出したものです。2拍目頭と3拍目裏にアクセントが付いていますので、各小節の残りの6音を弱く弾くと考えるといいでしょう。
慣れてきたら、アクセント以外の音にも小さい音と中くらいの音の差を付けてみましょう。オススメは1拍目と3拍目の頭に中くらいのいわゆる「小さなアクセント」を付ける方法です。これにより各小節が「中小大小・中大小小」になりグルーヴィーになると思いますよ。
まとめ
あまり左手や右手を細かく動かすことを頑張る季節ではないので、このような夏場「かったるいなあぁ」と思うような練習を冬場にやっておくと春から夏にかけて飛躍的な前進が期待できますよ。一緒に頑張りましょう!
津本幸司