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【帰国子女が伝授!】ギター音楽活動の5つのルール

音楽活動

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ギタリストに限らず音楽活動をすると色々起こります。色んな人と出会い、色んなことを言われ、色んな目に遭い、色んなことを思い、色々苦しみます。訳わかんなくなるものなんです。20代前半の若者だから苦労はしょうがない・・・って感じじゃなくて、今60代のジャズ・ミュージシャンだって現在進行系で色々あるんです。
頭痛くなりますよね。

心配無用です。

この記事を読んだら、私、帰国子女が大学時代にアメリカで学んだギター音楽活動の5つのルールが分かり、その「色々」にどう対処したらいいか分かりますよ。

ルール①ビジョンを明確に

自分が何に向かってるかを明確にしましょう。ゴールのヴィジョンが無い状態で進んでもドリフティング、つまり漂流しているだけです。ヴィジョンを持てば必ずそこに辿り着きます。

私はアメリカのバークリー音楽大学にいた時にメジャー・デビューを24歳ですることを決めていました。これが16歳からのヴィジョンでした。周りの友達やギタリストはなんとなくプロになれたらいいなぁ、仕事があればいいなぁ、そりゃCDも出したいけど現実的じゃないし・・・みたいな感じでした。何度かこのブログでも紹介していますが1999年7月にデビューしないとギターをやめると決めてました。小さい頃、お袋が読んでいたノストラダムスの大予言をのぞき見してトラウマになってたからです。そして、明確にどんなアルバムをいつ出してどんな活動してるかを思い描いてました。1999年7月にめでたくデビューしました。

そりゃ苦しい練習でしたがいつも笑顔でした。だって、1音弾く度にゴールに近づいてるんですもの。

ルール②デカく考える

小さいことを追いかけても無駄なんです。くそデカいことを追いかけないと。大学の同期は皆「小さなライブハウスでライブがコンスタントにできればいいなぁ」「自分の作品を使ってくれる企業が見つかればいいなぁ」「音楽学校の先生に雇って貰えるかもしれないなぁ」「毎週ライブやって20人ずつ入れば御の字だな」とか・・・小さい!大きく考えれば大きな音楽活動が必ず付いてきます。

私がアメリカのバークリー音楽大学にいた時に「ギターで財を成す」と言ったら、まぁ音楽家以外も大笑いでした。「おまえはこれから頑張ればせいぜいコンビニでバイトする分くらいは稼げるけど生活は厳しいぜ」「生活出来るようになったら万々歳だと思え」「財を成すっておまえ3重、4重に盛り過ぎだろ!」「無理だって!」「そもそもギターで食えるのが希なんだぜ」

大学2年の時に周りは上記の言葉を急に発しなくなりました。だって、バークリー音大の全員が知ってたから、「津本幸司が学生の身分で年収1千万円超えた」ってことを。

ルール③反論者を無視

自分がやろうとしてることに反論する人を無視しましょう。そうすれば理想的な音楽活動に近づきます。

私がアメリカのバークリー音楽大学にいた時にメジャー・デビューしたいことを周りに言うと皆が笑いました。「いやいや、日本のCD業界ってギターインストでCD出せねぇし」「それ出来るのって、既に有名な人だけだし」「いきなりデビューアルバムがテクニカル系のギターインストってありえねぇし」「おまえ下手だから無理だし」「ジャズならともかくロック系でしかもプログレは需要少なすぎだし」「そんな前例ねぇし」と、まぁバカにされたモノでした。それを信じてくれてたのは当時の私のバンドのドラマーだけでした。(今でもお世話になっています。)

私が笑い飛ばす人達を無視した結果はご存じの通り。当時笑い飛ばす人を無視して、アパートに帰って練習してる時は半笑いでした。だって、こうなるの分かってたから。

ルール④死ぬほど頑張る

これは何度もブログで書いてますが、寝る間も惜しんで練習したり、勉強したりしなきゃいけないんです。欲しいものを「タダで楽して貰おうとする」から上手く行かないんです。時間と努力は犠牲にしましょう。そうすれば思うような音楽活動が出来ます。

私がアメリカのバークリー音楽大学にいた時に「津本幸司は練習ばかりして大学生活を楽しんでない。アホだ」と言われました。確かにその通りでした。朝から晩まで練習してました。お腹壊した時はトイレへの往復時間が勿体ないからと言って、トイレに座ったまま何時間も練習してました。

ルール⑤求める前に与える

あらゆる音楽活動において「求める」ばかりではなく「与える」ことを最優先に考えましょう。小さなライブがあって5,000円貰えるとしましょう。それを求める前に「自分がその5,000円に見合う価値を与えられてたか」を考えましょう。そうすれば音楽活動は順調に進みます。

私は「倍の価値の提供」を音楽活動のテーマとしています。大学の時はタバコ2箱で後輩にレッスンしていました。500円ほどです。その時に1,000円の価値を提供しようとしていました。小さなライブで5,000円を求めるなら1万円分の価値を提供しようとします。今でも1時間3万円の全国のオフライン・レッスンでは、必ず6万円以上のの価値を提供しようとしています。これが実際に実現出来ていると自負しています。だから皆さんがリピートするんだと信じています。もちろん、トータル・ギター・メソッドなんて49,800円ですが、100万円以上の価値を提供できると確信しています。だからこうやって堂々と売り込んでる訳です。

まとめ

ギター音楽活動の5つのルール

  1. ビジョンを明確に
  2. デカく考える
  3. 反論者を無視
  4. 死ぬほど頑張る
  5. 求めずに与える

我らギタリスト!皆で頑張りましょう。

津本幸司

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