貧乏プロ・ギタリスト
たくさんのプロ・ギタリストから相談を受けます。悲しいかな、裕福なプロ・ギタリストは一握りです。貧しいプロ・ギタリストが多いのが現状です。なんでこんなに貧乏プロ・ギタリストが多いんでしょうか。それには理由があるんです。
心配無用です。
この記事を読んだら、貧乏プロ・ギタリストが多い4つの理由が分かりますよ。
①目の前の断崖に気付いてないから
ギターなんて入れなくても大丈夫な楽曲が増えてるんです。「プロ・ギタリスト1人雇うくらいなら、シンセの打ち込みをこだわった方が費用対効果が良い!」と、思われてる現状に気付いてないんです。これが「目の前の断崖」です。「そんな打ち込みより自分のギターの方が費用対効果が良いよ!」と言える何かを持ってないから、そして持とうとしないから貧乏なんです。
(コダックがデジカメにやられたように)
②茹でカエルになってるから
これは生物学者が否定する都市伝説ではありますが、熱湯にカエルを入れたらすぐ飛び出して逃げるけど、ゆっくり熱すると知覚できず死ぬ・・・というものです。求められるギター演奏が時代と共にゆっくり変わって行き、今のプロ・ギタリストのセンスが合わなくなってることに気付いてないんです。徐々に「古っ・・・」と思われてることに気付いてないから貧乏なんです。
(新聞紙が激減してるように)
③部分代替に気付いてないから
素人さんには難しいリード演奏や、ノリのかっこいいカッティングはできませんが、コードを弾くくらいなら素人さんがDTMで素材録音してもクオリティ的に変わらないんです。サンプリング音源もEDM系のものなら多数あります。プロ・ギタリストの技術を部分的に代替できるものが多い事に気付いてないので貧乏なんです。
(ちょっとした服なら、アパレル店でなく、ZOZOTOWNで間に合うように)
④他人事だと思ってるから
自分というプロ・ギタリストを代替する若手が緩やかに増えていることを「他人事」だと思ってるからダメなんです。
(大学がデジタル教育に生徒を持って行かれてるように)
まとめ
貧しいプロ・ギタリストの方々・・・
気付いて下さい。
分からなければ相談にいらして下さい。
全てのギタリストが裕福になりますように。
津本幸司
次世代のギタリストになるにはトータル・ギター・メソッド