上京すべき?
私が運営するISMギタリスト養成所には地方在住の生徒様がたくさん在籍しています。夜行バスや新幹線はもちろん、飛行機で通ってらっしゃる方もいます。そして、必ず相談されるのが
「上京した方がいいのでしょうか?」
心配無用です。
この記事を読んだら、ギタリストになるために上京すべきかどうか分かりますよ。
結論
上京しちゃだめです。
と、いうか
「上京した方がいいのでしょうか?」
と、質問する段階なら、まだ上京すべきじゃないです。
理由
「こんな風にこのギターの用事、あのギターの仕事、ギターのレッスンで、毎回田舎から東京に通ってられないわ!東京に住まないと効率悪すぎる!田舎にいたらデメリット多過ぎ!チャンス逃してるわ!やべ!」
と、思った時が上京のタイミングです。
さらに
「東京でこれやる!東京でこうする!」
と明確な目的を持った段階で上京すべきです。
目的がないまま上京すると
目的がない状態でなんとなく上京してしまってる人・・・多いんです。
「俺は近所にギター雑誌すら売ってない田舎に住んでいた。だから高校卒業して東京の専門学校に2年通った。プロ・ギタリストを目指してたが、生活のためにコンビニでバイトしてたら10年経った・・・」
ちょっと、何やってるの?
「熊本から上京してきた。地元の友達には【上京したギタリスト】と呼ばれている。嬉しい・・・フッ」
あ、上京がゴールだったの?
これじゃだめです。
上京する前に
そして、上京する前に必ずやることがあります。それは
「キング・オヴ・タウン(地方の王様)」になることです。
つまり、自分が地元でギタリストとして王様のように圧倒的な存在になっている必要があります。自分より上手い人が1人もいない・・・こんな状態を作りましょう。周りを蹴散らすんじゃないですよ、自分が上手くなるんですよ(笑)。
こうなって、「上京しないとヤバイ」と感じて、目的があれば上京しましょう。
でも・・・・
仕組み
若い方が業界を舐めないようにちょっと脅しとしてギタリスト業界の仕組みを説明します。
地方にはたくさんのキング・オヴ・タウンがいます。
たくさんのキング・オヴ・タウンが東京に集まります。
東京に来たらキング・オヴ・タウンは庶民のように扱われます。
そこでキング・オヴ・トーキョーになります。
そして渡米します。
すると、キング・オヴ・パリ、キング・オブ・ニューヨーク、キング・オヴ・クアラルンプール、キング・オヴ、ローマなどが集結します。
やはり庶民のように扱われます。
そこで結果を残したギタリストだけが業界内で【生存】を許されます。
生存率0.000000001%(適当な数字です)
怖いでしょ?
まとめ
まずは、地元でトップになりましょう。地元にいたらデメリットが多すぎると感じて、明確な目的を持つことができれば上京しましょう。
そして、ギタリストになって故郷へ錦を飾りましょう。
津本幸司
地元にいても上京したのと同じクオリティの学習ができるように開発したのがトータル・ギター・メソッドです。上京する前にマスターして下さい。