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アフターコロナのライブ術

ライブ

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もう、こんなの怖くてできないですよね。

アフターコロナのライブ方法・・・まぁどの音楽家も試行錯誤しています。私なんて一介のギタリストです。「アフターコロナのライブはこうしたらいいですよ!」という提案はできませんが「私はこうしてる」というのはお伝えできますので一例として参考になれば。

結論

少人数で、遠く離れて、近い存在になれるライブをする。

以上です。

私のライブ人数変遷

私のライブ人数変遷は以下の通りです。
1999年デビュー前後〜2005年:300〜1000人
2005年〜2010年:100〜200人
2010年〜セミリタイア・ライブ2013年:50〜100人
2014年〜2017年:20〜50人
2018年〜2019年:20人限定
そして、アフターコロナの今年からは以下のようにしました。
2020年〜2021年:12人(6ペア)

私のライブ料金

1999年〜2005年:3500円
2005年〜2010年:4200円
2010年〜2013年:5000円
2014年〜2017年:5000円プラスお酒とお食事(計2万円ほど)
2018年〜2019年:通常席2万円、VIP席6万円とお酒お食事(プラス1万円ほど)
そして、アフターコロナの今年からは以下のようにしました。
2020年〜2021年:お酒とディナー付き6万円(税込・追加料金なし)

内容

私は人数を減らし続け、料金を上げ続けています。
それにより、限定的なお客様と物理的な距離は離れていますが、近い存在になるように心がけています。

すべて赤字?!

当然どのライブも「赤字」です。アマチュアの方はご存知ない方も多いと思いますが、ライブって儲けるためのものじゃないんです。「活動」していることをお見せするだけのものなんです。例えばマックスのライブ売上だと以下のようになります。

1999年〜2005年:1000人x3500円=350万円
2005年〜2010年:200人x4200円=84万円
2010年〜2013年:100人x5000円=50万円
2014年〜2017年:50人x5000円=25万円
2018年〜2019年:20人x2万円=40万円
2020年〜2021年:12人x6万円=72万円

でも、会場費や人件費も規模に合わせて大きくなるので、綺麗に私、本人のギャラは0円になり、運営の予算から持ち出しになります。今年は人数減ったのに売上が倍になりますよね。でも会場の広さを必要量の3倍の30名分のスペースでコロナ対策するので赤字なんです。そんなもんなんですよね。天下のエ〜ちゃんだってバスタオルで儲けてるだけですよ。ライブは赤字。ま、アマチュアの方もライブで儲けることを夢みないで下さいね♫

まとめ

繰り返しますが、私、津本幸司という一介のギタリストのアフターコロナのライブ術です。「限定的なお客様と距離は離れ近い存在に・・・」これをこれからは具現化して行きます。

2020年12月23日クリスマス・ライブ&ディナー@銀座

津本幸司

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あああああ!!!!

今、2020年10月16日7時30分です!

この記事を書いたのが1ヶ月前でした。2週間前にホームページに情報をアップした瞬間に満席になりました。この記事意味ない・・・(苦笑)

キャンセル待ちのご希望はまだ承っています。

裏技!

実は、これってこんな一瞬で埋まるのには訳がありまして・・・昨年のライブにキャンセル待ちを申し込んで下さった方にはスタッフが「次のライブ情報がいつアップされますよ」っていうメールをするそうです。なんと!私も知りませんでした・・・てっきり「皆さんがホームページを毎日見て待ち構えてるのか♫」と喜んでいたら、スタッフが「はぁ?私がメールでお知らせしておいたんですよ・・・」っていわれて、ショック・・・言えよなぁ・・・(苦笑)ま、そのようなキャンセル待ち申し込み手口(?)も使って下さい♫

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一緒に演奏をご希望の方にこんな集まりも作っています。