ギタリストの悩み解決

津本幸司がギタリストの「困った」を解決します。

ギター初心者でもアドリブが弾けるようになる3つの方法とは

アドリブ

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アドリブとはコード進行だけを頼りに即興で演奏することを意味します。難しそうですよね。

心配無用です。

この記事を読んだら、ギター初心者でもアドリブが弾けるようになる3つの方法が分かりますよ。

結論

①模倣
②引き算
③変更

1つずつ詳しく見て行きましょう。

①模倣

まずは好みのギタリスト、好みの音楽家が演奏しているアドリブやメロディをそのまま真似しましょう。「お手本を模倣する」のは音楽に限らず、芸術に限らず、勉強、スポーツ、仕事でも最も素早く上達する方法です。

②引き算

お手本を模倣しようとしても高度な技術が含まれていたりすると簡単にはマネできません。そこで「引き算」をするんです。難し過ぎるところは削除します。これでお手本の「簡易バージョン」が出来上がります。

③変更

最後に変更します。適当に変更しようとしても、何をどう変更したらいいか分かりません。自分なりに「意味のある変更」をするんです。例えば、「こう弾いた方がキレイと思うから」「こっちの音を伸ばした方がカッコイイと思うから」など、今の自分が考えつく「意味」を持たせて変更します。

上記3つで十分な「アドリブ」になりますよ。

実例

最近、私の娘(19)がトロンボーンでアドリブをしようとしました。楽器の演奏自体は小学3年生から10年吹いていますので問題ないのですが、アドリブとなると初めてです。演奏したのはアラン・パーソンズ・プロジェクト《Days are Numbers》です。オリジナルには途中にソプラノ・サックスのアドリブ演奏が含まれています。そのパートをトロンボーン・アドリブ・ソロにしたいとのことでした。私が娘とやったのは楽器を持たずに上記3つを話し合うことです。

  • ①模倣として、まずソプラノ・サックスのパートが技術的に模倣できるのかどうかを考えました。そもそもレンジが高すぎて吹けないので1オクターブ下げて吹くことにしました。
  • ②引き算として、ソプラノ・サックスの装飾などはトロンボーンでは不可能なので削除しました。細かいタンギング(音を切る技術の1つ)も難易度の高いモノは削除しました。
  • ③変更として、「意味」を考えました。トロンボーンというのは「神の楽器」です。バッハの頃まで宗教音楽以外で使われることは希でした。ベートーベンが《運命》で使用したのが「え!まじでトロンボーン様を交響曲なんて俗っぽい音楽で使っちゃうの?!」という感じだったんです。その背景があるので、「天から光が差し込むような威厳のあるどっしりとしたロングトーン」がいいんじゃないか?ということになり細かいフレーズをロング・トーンに簡素化しました。

オリジナルのソロはこの動画の3:00から

www.youtube.com

娘のアドリブはこの動画の3:09から

www.youtube.com十分なアドリブだとは思いませんか?

まとめ

ギター初心者でもアドリブが弾けるようになる3つの方法

①模倣
②引き算
③変更

この3つの方法で「練習すればするほど上手くなります」。私の母校である2つの大学(バークリー音楽大学と東京藝術大学)のメソッドを集約したトータル・ギター・メソッドでは毎日10秒のテーマ・コンテンツを決めて、会員様にこの3つの方法を実践して頂いています。トータル・ギター・メソッドでは「カスタマイズ」という言葉を使い、会員様はガンガン上達しています。是非、アドリブが苦手な方で、まだトータル・ギター・メソッドをお使いでない方はご利用下さい。

津本幸司

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