チャイコフスキー
知ってますよね。白鳥の湖のヒゲおじさんです。
学ぶ事が多そうです。
では何を学びましょうか。
心配無用です。
この記事を読んだらチャイコフスキーから何を学ぶかが分かりますよ。
はじめに
私達、東京藝術大学の出身者がチャイコフスキーについて語り出すとキリがないことはお分かりの通りです。このブログを藝大関係者が読んでいることも知っていますので、お断りしておきますが、ここでは若いギタリストにとって今すぐ有益な情報だけ抜粋します。目的は史実の紹介ではなく、若いギタリストの成長です。
バレエから学ぶ
バレエと言うとチャイコフスキーのバレエですよね。「白鳥の湖」「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」こんなバレエの代名詞になるような作品を3つも残してるなんてすごいですね。
私達ギタリストも特定の音楽スタイルの代名詞になるような作品が残せるといいですね。
脱サラから学ぶ
脱サラして音楽家!過去20年以上何人の脱サラ相談を受けて来たことでしょう・・・その都度チャイコフスキーのお話をします。チャイコフスキーは小さい頃から音楽はやってたものの、両親の意向で法律の学校をでて、法務局でふつ〜に仕事をしていました。そして20歳を超えてから「やっぱ音楽やるぅ!」と言って、音楽教室に入り、音大に入り、23歳で脱サラして音楽家に見事転身しました。当時の音楽家としてはかなり遅いスタートです。それでも高等教育を受けた訳ですのでアドバンテージもたくさんあり、数年後には音大の先生になり、退職後に大活躍しました。
やりたいことに転身する生き様・・・かっこいいですよね。
繊細さから学ぶ
私はチャイコフスキーの本を何冊も読みました。毎度テーマにされることが「繊細さ」です。朝、散歩をしていて花びらに水滴が付いていた・・・可愛くて・・涙がでた・・・そうです。親のいない子供達にも哀れに思い一緒にいたそうです。かわいそうな動物さん達にも優しかったそうです。そんな繊細さがあるからあんな素敵な音楽が作られたんでしょうね。
私達ギタリストも繊細さを音楽に活かせるようになるといいですね。
まとめ
バレエの代名詞的作品を作り、脱サラして音楽家になり、繊細な心を持ち音楽に反映させていったチャイコフスキーから学べればいいですね。
若いギタリストがクラシックに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
津本幸司
トータル・ギター・メソッドのある生活を→トータル・ギター・メソッド