アルペジオ
アルペジオは皆が苦手な項目なんです。
スケールとアルペジオは2大基礎項目と言ってもいいでしょう。でもスケール練習には力入れるのに、アルペジオ練習をおろそかにするギタリストって多いんです。その理由は「難しいから」です。
心配無用です。
この記事を読んだら簡単にアルペジオが3つ弾けるようになり、覚えられるようになりますよ。
まず、津本教で洗脳します・・・(白い煙を想像して下さい)
「いいですかぁ〜アルペジオはコードを1音ずつ弾いているだけぬぁんで〜す。コードが押さえられるなら、ど〜ぉんなギタリストでもアルペジオが弾けるんでぇ〜す、そして覚えられるんでぇ〜す」
ベスト3
Dm7のアルペジオです。まずはタブ譜を見ずに5弦ルートのDm7のコードを押さえましょう。低い弦からX57565と押さえるとDm7ですね。このコードの奇数弦(5,3,1弦)に音を追加しましょう。追加するのは8フレ、7フレ、8フレです。何の音かは気にする必要ありません。「コードを押さえて奇数弦に音を追加する」とだけ覚えて、タブ譜を見て下さい。これで覚えられたと思います。横にずらすことで、もう何マイナー・セヴンのアルペジオでも弾けることになりますよね。
ベスト2
CMaj7のアルペジオです。まずはタブ譜を見ずに5弦ルートのCMaj7のコードを押さえましょう。低い弦からX35453ですね。このコードの4弦と3弦に音を1つずつ追加します。2フレットと5フレットです。音名は気にしなくていいでしょう。これでCMaj7のアルペジオの完成です。横にずらすことで、何メジャー・セヴンのアルペジオでも弾けますよね。
ベスト1
ここまではコード・フォームに音を追加することでアルペジオを弾きましたが、ここでは逆に引き算で考えましょう。元になるのはAマイナー・ペンタトニック・スケールです。ペンタトニック・スケールは5音で構成されています。面倒なことは言いません、Dの音を省いたらAm7のアルペジオになるんです。譜例を見て下さい。有名なAマイナー・ペンタトニック・スケールの形から5弦5フレットと、3弦7フレットのD音を省いた形になっているのが分かりますか?これでAm7アルペジオの完成です。
まとめ
アルペジオも考え方によっては簡単に弾けてしまうんです。タブ譜を並べてひたすら覚えまくるのは効率的ではありません。「難しく」考えてはいけないんです。
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津本幸司