冬のスケール練習
手がかじかむ寒い冬。夏とは違って細かい動きが難しいですよね。私も大学時代はボストンで暮らしました。雪国と言うと聞こえがいいのですが、買い物行くのも命がけの寒さです。大学の授業に行っても「素手で金属の弦を触れってか?」みたいな気分になったものです。そんな冬にどんなスケール練習をすればいいのでしょうか。
分かりませんよね。
心配無用です。
この記事を読んだら【冬にオススメ】スケール練習3選!が分かりますよ。
ベスト1:ペンタトニック・スケール
ベスト1はペンタトニック・スケールです。しかも6弦5フレット開始のAマイナー・ペンタトニック・スケール・・・拍子抜けしたでしょ?わざわざ大げさにブログで津本幸司が書くほどの内容じゃないと思ったでしょ?
このスケールほど簡単で、たくさん演奏するのに、あまり練習を重要視されることのないスケールってないと思いませんか?日の目を見ることのない超絶技巧の元になるスケールは朝から晩まで練習するくせに、毎日のアドリブで使いまくってるペンタトニック・スケールは練習しない・・・どう言うことだ?って感じません?
「だってもう弾けるもん!」
と、言う方。本当?それがあなたの技術での最高のペンタトニック・スケール?
まだ伸びしろあるでしょ?
ベスト2:ホールトーン・スケール
ベスト2はホールトーン・スケールです。ホールトーンとは全音音階を意味します。半音の細かい動きがないんです。しっかり指を開いてゆっくり弾けば指に負担がかかることもなく、細かい動きでフラストレーションを感じることもなく、脳トレになりますよ。1本弦に3音ずつ1フレットとばしで弾いて、1フレット右に移動して次の同じように3音を1フレットとばしで・・・ただし、3弦から2弦に行く時は2フレット右に移動すると言うギターの基本原理が学習できるのが嬉しいところです。寒むても脳は動いてますもんね。(願わくばw)
ベスト3:ペンタトニックのポジション⑤
これは最も低いAマイナー・ペンタトニック・スケールのポジションです。ポジション番号を⑤としているのはトータル・ギター・メソッド独自のものですので、会員様以外の方には分からないと思います。このポジションってなんか楽しくないんですよね・・・・練習するのが。だって、ギターソロの練習用でスケールの練習してるのに、こんな低音でゆっくり手を開いて地味にゴボゴボ引き続けてても楽しくないし・・・そうなんです!まさに寒い冬こそこの楽しくないスケールの出番なんです。
まさに真っ赤なお鼻のトナカイさんですね。(こう言うとカワイイでしょ?)
まとめ
【冬にオススメ】スケール練習3選!
ペンタトニック・スケール2つにホールトーン・スケールです。
くれぐれも無理しないようにして下さいね。痛めやすい季節ですからね。ボストンのミュージック・ドクターは「バークリーって冬は丸ごと休みにすればいいのにね」と言ってたくらいですw。
質問ありましたら質問スレッドからお待ちしていますね。
津本幸司