夜は音が出せず困りますね。
たくさんの周辺機器がありますよね。あれは便利、これは便利、いろんな話を聞きます。でも使って上手くなる機材と下手になる機材があるんです。ぞっとしますよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、使ったらいい機材、ダメな機材が分かりますよ。
ワースト3
まず使ってはいけない機材から
①スマホ経由のアンプ・シミュレーター
これらの機材はAD/DAコンバーターというものを介すため、少なからず信号の遅延があります。早い話が「ちょっと遅れて聞こえる」ので、それに慣れちゃうと下手になります。
②コンピューターに接続
Protools HDXのようなまともなシステムを持っている人は別ですが、通常のパソコンにオーディオ・インターフェイスをつないだような設定では遅延があります。音楽制作ソフトは練習用のソフトではありません。
③マルチエフェクター
ジュリジュリのサウンドで練習するとピッキングのニュアンスが分からなくなります。
トップ3
今度は使った方が良い機材です。
①安物のミニアンプ
ピッキングのニュアンスを嫌がらせのように誇張して表現してくれます。ポール・ギルバートも5,000円くらいのミニアンプを使って練習していました。
②アナログのヘッドフォン・アンプ
遅延がないからオススメです。ディジタルのヘッドフォン・アンプはiPhone使ってるのと同じですのでオススメしません。
③空気
これが最高の機材です。なにもつながずに生音だけで弾いて下さい。弦の振動が空気を伝わって耳に届きます。静かな夜ならピッキングのニュアンスまで細かく聞こえるんです。こんな良いチャンスを逃すのはもったいないです。
夜に昼間のシミュレーション?
騒々しい昼間ならアンプを鳴らして練習すれば良いでしょう。わざわざ静かな夜に騒々しい昼間のシミュレーションをする必要はありません。
夜しか練習できないんです・・・
それホントですか?朝練習できませんか?週末は?
「夜しか練習できない」
と言っている人のほとんどが
「夜しか練習する気にならない人」
です。そして、お金を掛けた機材で弾いている楽しい気分を味わいたいだけです。楽しむ分には大いに結構でしょう。でも、上達するための練習はできません。
「向上させるべき内容」が昼間じゃないと練習できないとしましょう。本気なら生活改善できるはずです。
まとめ
静かな夜は繊細なピッキングニュアンスを確認する絶好の機会です。
自分の目標に向かってまっしぐらに進んでくださいね。