ギタリストの悩み解決

津本幸司がギタリストの「困った」を解決します。

ギター速弾き練習法!7ステップ

速弾き

f:id:totalguitarmethod:20200302110126j:plain
エレクトリック・ギターで最もやってみたい技術ですよね。私も現役時代はテクニカル・ギタリストとして活動していました。バークリー音楽大学時代は「絶対に日本一のテクニカル・ギタリストになってやる!」と思ってあらゆる方法で練習しました。良かったこと悪かったことたくさんありました。間違った練習もたくさんやった結果、正しい速弾き方法7ステップを導くことができました。知りたいですよね?

心配無用です。

この記事を読んだら、速弾き練習方法7ステップが分かりますよ。

ステップ①理想を決める

いきなりギターを持って死に物狂いでピッキング!ってやるギタリストの多いこと・・・これ、グチャグチャな弾き方になるわ、速く弾けないは、時間取られるわ、うるさいわ・・・で良いことなしです。自分がポール・ギルバートのようにビートにきっちり合った速弾きをするのか、イングウェイのようにハーモニック・マイナーで詰め込む系にするのか、アラン・ホールズワースのようにあまりピッキングをせずにレガートで弾くのか、フランク・ギャンバレのようにエコノミー・ピッキングとスウィープを多用するのか、アル・ディ・メオラのように深いピッキングでミュートをしながら速弾きするのかなどを決定しましょう。それにより今後の方向が定まります。その理想ギタリストの名前を書き出しましょう。

ステップ②必要技術名をリストアップ

自分の理想に向かうにはどのような技術が必要かをリストアップします。フル・ピッキングなのか、エコノミー・ピッキングなのか、ハンマリング・オンとプリング・オフの連続なのか、スウィープなのか分かりませんが必要だと思われる技術を書き出して下さい。

ステップ③左右個別に練習

左右個別に練習、つまりフィンガリングとピッキングを個別に練習します。いきなり弾いても速く弾けないのは当然ですが、「何が原因で弾けないか」が分からないと一向に弾けるようになりませんので、左右個別に練習して「右手のタイミングがバラバラだなぁ」「ピックの深さがアップとダウンで異なるなぁ」「フィンガリングがリズム悪いなぁ」「小指が動いてないなぁ」と、問題点を書き出して下さい。

ステップ④完璧に弾ける超低速で練習

左右個別に練習したら自分が完璧に弾けるテンポ、つまり超低速で練習します。例えばスケールを速く弾くなら「こんなにゆっくり練習して大丈夫か?」くらいのテンポで丁度良いでしょう。間違っても速く弾いてはいけません。ここでの目的は左右を合わせた時にどのようなトラブルが発生するかを確認することです。「タイミングが合わない」「弦を移動する時にピッキングが深くなる」「インサイド・ピッキングとアウトサイド・ピッキングでリズムが乱れる」などのトラブルを細かく書き出して下さい。

ステップ⑤テンポを決める

それでは超低速から普通に弾けるテンポにします。繰り返しますが「完璧に弾けるテンポ」内に収めて下さい。そして、新たな問題が起こらないか確認し、新たな問題が起こればそれを書き出して下さい。もちろんテンポも書き出しておいてくださいね。

ステップ⑥テンポを遅くする

ある程度弾けるようになったら、ここが重要!テンポを速くしてはいけません。テンポを遅くするんです。速弾き下手ギタリストの最も多い症状が「特定のテンポじゃないと弾けない」というものです。つまり、速くは弾けるけど遅くは弾けない・・・これって、ただ、弾けてないだけなんです。だから自分が弾けるなぁと思ったテンポよりも遅いテンポであればいつでも完璧に弾けるように練習します。どのテンポでどのようなトラブルが起こるのかは書き出しておいて下さい。

ステップ⑦限界を目指さない

もぉ〜この内容を世界中の何カ国で話してきたことか・・・限界を目指して速弾き練習しちゃだめなんです!そうじゃなくて、完璧に弾けるテンポを少しずつ上げて行くんです。例えば、120bpmで余裕で弾けるとしましょう。130bpmだとまぁ弾ける、140bpmだとちょっと苦しいけどなんとか音は鳴ってる、150bpmだとグチャグチャだけど頑張ればなんとか、160bpmだとヤバい・・・160bpmを必死で頑張る!ってやると、ご臨終です。そうじゃなくて120bpmで余裕で弾けるなら121bpmでも全く変わらず余裕で弾けるようにして、次の日も次の日も自分では120bpmも121bpmも変わらないと確信したら122bpmにするって感じです。これを日誌として書き出しておいて下さい。

まとめ

速弾き練習方法7ステップ

  1. 理想を決める
  2. 必要技術名をリストアップ
  3. 左右個別に練習
  4. 完璧に弾ける超低速で練習
  5. テンポを決める
  6. テンポを遅くする
  7. ス限界を目指さない

全部のステップに「書き出しましょう」とあるのが分かると思います。そう、この書き出すというが脳を動かす最重要項目なんです。

頑張るギタリストを応援しています。

津本幸司

 

ちなみに、私は2008年でテクニカル・ギタリストを引退しましたが、最近娘と一緒にやってる【歌ってみた】系YouTubeチャンネルではお遊びで若々しく速弾きしちゃってます(苦笑)

 

速弾き練習内容はトータル・ギター・メソッドに細分化されています。

f:id:totalguitarmethod:20190704151940j:plain