初心者のギター練習項目なんて果てしなくあります。
誰かに「これさえまずやっとけば大丈夫です!」と言い切って欲しいですよね。そのお気持ちすごく分かります。しかし、そんな手っ取り早い方法なんてありません。
「それは分かったから、今の僕を助けると思って3つに絞って・・・」
そんな気持ちですよね。
確かに、何かの「とっかかり」がないと始めることが難しいでしょう。
心配無用です。
この記事でBest3を私が無理矢理選びます。上記の「そんな手っ取り早い方法なんて無いのは分かってる。でも何かしらの『とっかかり』を。」という初心者の方のためです。
1つ目
運指バランスを均等化するエクササイズです。
ありがちな6弦から1,2,3,4フレットを押さえて、その次に5弦の1,2,3,4を押さえるエクササイズでは上手になれません。
今までの人生でどれだけ人差し指や中指を使ってきたことか。どれだけ薬指や小指を使わなかったことか。ドアを開けるときにドアノブを薬指と小指で握ろうとする人なんていませんよね?それだけ薬指や小指は使っておらず、鈍いんです。だからそれらに負荷をかけるエクササイズをするべきです。
2つ目
スケールを2カ所で弾きます。
ただのドレミファソラシドを低い場所と高い場所で弾くだけです。これはフレット(銀の棒)の「間隔の感覚」を身につけるためです。ギターを見るとわかりますが1,2,3フレット近辺よりも12フレット近辺の方がフレット同士の間隔が狭くなっているます。
車で言うと車両間隔のようなものです。これは「身につけよう!」と、意識して身につけられるものではなく、弾いてるうちに身につくものです。
3つ目
ブラッシング
とにかく毎日1分だけで良いので振って下さい。筋トレが不要なことは他の記事で説明しました。しかし、手には骨が27個もあり複雑に絡み合っています。あらゆる動きができるということはそれだけ関節が多いと言うことです。ギタリストの皆さんは通常の生活では考えられないような複雑な動きを身につけようとするわけですので、関節に柔軟性を持たせる必要はあります。
まとめ
- 運指バランスを均等化するエクササイズ。
- スケールを2カ所で弾いてフレット間隔の感覚を身に付ける
- ブラッシングで右手の関節に柔軟性を持たせる。
初心者の方の「とっかかり」になれば嬉しいです。
津本幸司
初心者が自動的に上達するシステムを開発しました→トータル・ギター・メソッド