生活
多くの大人の音楽家が、音楽で何かしらの収入を得たいと考えています。そして、生活があるので突然今の仕事を辞めて「転身」という勇気は持てません。その理由は「自信がない、技術が無い、見込みが無い」とのことでしょう。そして、その自信が付く日も、技術に満足できる日も、生活ができる見込みがある日も永久に訪れないのです。
恐らくそのこと自体薄々勘づいてるから、重い腰が上げられないのでしょう。そして、歳を重ねるごとにその腰はどんどん重くなって行きます。
一番の希望は「安全に今の仕事を続けながら、徐々に音楽の収入を上げて行って、そろそろ今の仕事を辞めても大丈夫なようになったら、完全移行」です。
これを考えている人がほとんどです。そしてそんな「うまい話」はないと考える人もほとんどです。
ありますよ。
100円を作る
そもそもフリーターの方も、サラリーマンの方も、公務員の方も給料が高額過ぎるのです。安くても20万円もの給料を毎月貰っています。これはかなりの高額です。こんな金額をいきなり音楽で得ようとするから「不可能だ」と思うわけです。
まずは100円を作ることに集中してください。100円なら作れると思いませんか？週末に路上でアコギを弾いてギターケースを空けておけば誰かは入れてくれます。noteに動画を貼り付けて投げ銭を希望したらいつか誰かが100円くれます。
しょぼすぎる？
こう言うと、
「そんなしょぼいことして何になる？何かに繋がる？」
と、急に計算高い音楽家の口調になります。そうじゃないんです。そんな「しょぼい」ことすらやったことのない音楽家で、そんな「しょぼい」ことすらやろうとしない音楽家なんです。そして、そんなちっぽけな成功体験すら積む努力をしていないのです。
100円稼げない人がどうやったら1000円稼げましょう。ましてや1万円、10万円、20万円など稼ぐことはできません。
ニンジンとヤクルト
私も高校時代にギャラがニンジンとヤクルトだけだったことがあります。子供達の英会話教室での弾き語りでした。報酬を貰うつもりはありませんでしたが、「これ持って行って」と、英会話教室の校長先生のおばちゃんがくれたのです。
自分の歌とギターの演奏がこの校長先生に取って価値があり、ニンジンとヤクルトをあげようという気持ちにさせたのは、ものすごい成功体験でした。
ギャラは1000円と決めて演奏するよりも大きな「心」と「価値」が動いていたと思います。
このような積み重ねで徐々に大きなお金になって行くのです。
まとめ
さあ、今から100円稼ぐためのプランを考えてください。時間は数月掛かっても大丈夫です。その次は500円、1000円、1万円と金額を上げて行き、掛かる時間もどんどん短くして行きましょう。
そして、後進達に「最初は100円だった」と、いつか語ってあげてください。
兼業音楽家を応援しています。ノウハウとマインドセットの構築は年に一度、海の日に私が一緒に考えます。今年こそ間に合うよう詳細をお取り寄せください
津本幸司
音楽で生計を立てたい方、兼業音楽家を目指す方、セカンドライフに音楽を取り入れたい方用に公式LINEを始めました。
日曜日に有意義な配信ができるように頑張ります。今後はLINEのお友達専用の動画も作ります。どうぞお友達になってください。
https://lin.ee/Zvo4jm7
