2023年3月
また朗報がまとめてやってきました。3年間お手伝いした3人音楽家の方が前途洋々で3月に会社を辞めて、独立しました。この数字が3、3、3というのが気持ちよかったです。3人はお互い知り合いではありません、たまたまです。（毎回セミナーで顔を合わせたことはあります）
やったこと
3年前から現状がどうなってるか数値で確認しました。3人とも普通のサラリーマンなので、プランを作り上げるのが非常に大変でした。そして、何よりも音楽家としてのマインドセットを整理するのが時間掛かりました。でも、一歩ずつ頑張りました。最初に会った時から1年経っても大きな成果がでませんでした。私も焦りました。2年経っても余り成果がありませんでした。私はかなり焦りました。
焦って無かった
昨年の海の日のコーチングセミナー後に3人と話して気付いたのが、
「本人達が焦ってなかった」
ということです。私がいくら焦っても本人達が焦ってないので進展するはずありません。
ここでまた3つの数字を出します。3つ気付いたようです。
気付き①500万の損失
3人とも30代後半のサラリーマンで年収が500万円程度ありました。これを「収入」と考えていたので焦りに繋がらなかったのです。
彼ら3人が気付いたのは「30代というイケイケの時期に最低でも1000万円の価値がある自分の時間1年分を、会社に500万円で安売りしているのです。つまり、現状維持は毎年500万円損失だということ」に気付いたのです。
気付き②時間は戻ってこない
1万円は失ってもまた稼げますが、今の1時間は返ってきません。この恐怖に気付いたようです。
気付き③実績は過去に戻って作れない
「20代で何やった人？30代で何やった人？」
と、40代で聞かれた時に
「いつかなんとかなると思って頑張ってただけ」
と、答えるのほど後悔するものはありません。
今すぐ実績作りを始めないとヤバいということに気付いたようです。
メリット
やっと動こうとした時に上記の損失というデメリットだけだと、怖くて動けませんでしたので、動くことでのメリットを考えました。
1人は独身、1人は既婚、1人はお子さんが2人いました。1人の独身も同棲中です。したがって「配偶者のステータス」としての自分を描いてもらいました。
「うちの旦那はダラダラと過去を生きている」
とか、
「うちの旦那はぼ〜っとその日の作業をこなしてる」
とか、
「うちの旦那はぼけ〜っと将来はなんとかなるだろうと楽観的に生きている」
とかにならないように、
「うちの旦那はこんなコトをやった人です！今はこれやってます！」
と、奥様がウキウキするようなセリフを考えて貰いました。一人はお子さんがどう言うかも考えて貰いました。「うちのお父さんはこんなコトをやった人です。今はこれやってます！」と友達に紹介してる感じです。
半年
最後のセミナー受講は2022年7月の海の日のコーチング・セミナーでした。このセミナーは私が事前に受講者の目標と、現状と、障害をヒアリングして、理想との差を埋めるためのアイデアを死ぬ気で考えてセミナー内容に盛り込むものです。（記事公開時に今年2023年の募集がそろそろ始まるかもしれません。詳しくはこちら）
このセミナー受講後の9月に個人的にお会いしました。そこで微調整をして、半年間死ぬ思いで頑張ってもらいました。
朗報を聞いたのは3月でした。よかった。
まとめ
自分のために頑張ったんじゃないんですよね。家族のために頑張ったんです。こんな明るい今年が待っているなんて昨年は考えられなかったようです。そして、2年前、3年前に動かなかった自分、より若いパワーがあったのに動かなかった自分を責めたようです。でも、考えようによっては、3年目で気付いたのはラッキーだったのかもしれません。気付かずに、一生動かずに死んで行く人がほとんどですから。
祝
現状維持の恐怖を知って、動くことでの明るい未来を手に入れてください。
津本幸司
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