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フレーズのカスタマイズ・アイデア

カスタマイズ・アイデア

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今回はフレーズのカスタマイズ・アイデアについて解説します。

元のフレーズ

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まずこのフレーズを見て下さい。このフレーズはトータル・ギター・メソッドⓇに含まれています。トータル・ギター・メソッドⓇは12編で構成されており、そのうちの「ブルース・ロック・フレーズ編」にフレーズを100コンテンツ用意しています。このフレーズはその中の番号「B005」からブログで公開できる範囲として少量だけ抜粋しました。トータル・ギター・メソッドⓇ本編をお持ちの方は該当箇所をお読みになって、お手本動画を見て頂いてから以下の注意点をお読み頂くとより効果的に学習できるでしょう。

アイデア①アーティキュレーションの音価

アーティキュレーションとは音の始まりや終わりや移動時に付けるニュアンスのようなものと考えて下さい。チョーキング、スライド、ビブラートなどです。これらに音価を持たせるかどうかがアイデアの1つ目です。例えばスライドを単なる移動手段と考えるか、スライドしている時間に音価を持たせるかなどを変えると音は変わっていないのに独特なニュアンスを生み出すことが可能です。

アイデア②クオーター・チョーキング

ブルース・ロック・フレーズで意外と使い勝手が良いのがクオーター・チョーキングです。4分の1音のチョーキング、つまり半音のさらに半分という意味ですが、正確に1/4である必要はありません。「ピッチがちょっと上がった感じ」で独特な緊張感が生み出せます。

アイデア③ビブラートの回数

ビブラートを細かく速く繰り返すのとゆっくり1,2回大きくピッチを曲げるのとで印象がガラッと変わります。前者はBBキングっぽくなり、後者はデイビット・ギルモアのようになります。

まとめ

以上ギターのフレーズのカスタマイズ・アイデアでした。動画でも説明していますので、以下をご覧下さい。

津本幸司

演奏の注意点に関する他の記事はこちらからトータル・ギター・メソッドⓇ及びギター・メソッドⓇはエイジアンサウンド・インターナショナル・インコーポレーテッドの登録商標です。

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