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ギタリストのスタイルの決め方

スタイル

これからの自分のスタイルをどうしよう・・・自分が何が好きかも分からないし・・・困りますよね。

お気持ち分かります。

心配無用です。

この記事を読んだらスタイルの決め方が分かりますよ。

結論

思いっきり色んなスタイルに手を出して、幅広いスタイルに触れてから決めましょう。

理由

言うまでもありませんが、広げてないものを狭めるのは無理です。

「僕はロック・ギタリストだからジャズは弾かない、聴かない、知る必要もない。」
「僕はジャズ・ギタリストだからブルースには興味がない。」
「私はボサノバ・ギタリストだからアコギしか弾かない。」

ギタリストとして十分に活躍している状態なら、こんなことを言っても許されるかも知れませんが、最初からこれではいけません。まずジャンルの幅、スタイルの幅をドンドン広げましょう。狭めるのはそれからです。

方法

ではどうやって幅を広げるのか?いきなりカントリー・ミュージックを聴き始めても取っ付きにくいでしょう。おすすめの方法は、自分が好きなアーティストが影響を受けた音楽を聴くことです。なんとなくネットや雑誌で探せますよね?インタビュー記事で「僕は小さいころからビートルズが好きだったんだ」「僕は母親の影響でシャンソンを聴いていたんです」といった記事を見かけたら、そこから聴き始めればいいわけです。

ありきたりな邦楽のロックバンドでも、思わぬ発見があるものです。バンドのドラマーが演歌好き、ベーシストがヘビーメタル好き、ボーカルがブルース好きで、皆が融合してそのバンドのサウンドが出来ている可能性もあります。

聴くだけじゃない

みなさんはギタリストですので、聴くだけではなくギターで弾いてみることが大切です。一昔前は音源を入手するのもお金と時間がかかりました。譜面を入手するのはほぼ不可能だったので自分で採譜したものです。この技術は必要ではあるのですが、ことスタイルの幅を広げるためならインターネットの力を借りればいいでしょう。(出回っているものが合法か違法かは知りませんが)
 弾いてみて、「なるほどこんなもんか」と納得するだけでも、かなりのレベルアップです。色んなジャンルを弾いているうちに自分が本当に弾きたいスタイルが決まってくるものです。
 そしてなによりも驚くのが、この「スタイルの幅を一旦広げてから自分のスタイルを決定するために狭めること」をすると、かなりの確率で自分の好みが変わるんです。「ロックしかやらない」と言ってた人が、「やっぱりジャズが好きになった」と言い始めたり、「ロックはうるさくて嫌い」と言ってた人がヘビーメタルをやり始めたりします。私は世界中でこの現象をたくさん見てきました。

まとめ

食わず嫌いはもったいないので、多くのスタイルにトライしてみて下さい。
若いギタリストを応援しています。

津本幸司

トータル・ギター・メソッドでは様々なスタイルに対応できるように構成しました。特にリズム・ギター編では10個のスタイルのリズム・ギターを10種類ずつ100項目用意しました。スタイルの幅の広げ方が分からない方は、まずトータル・ギター・メソッドをご利用下さい。

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オンラインでのご利用ですが、プリントアウトしてご愛用頂いている方もいます。