作業場
音楽作業をする場所は「捗る」ように作らなくてはいけません。早速、奥義をお知らせします。いいですか、どんなに音楽人生設計図が完成していても「捗らない」場所だともったいないですよ。「この場所で音楽人生設計図通りに作り込もう!」と思える場所を作ってください。
結論
デフォルトは皆無
デスクの上はもちろん、コンピュータのデスクトップも皆無にします。
皆無
何もない状態をデフォルトにします。私はデスクの上に何も置きません。コンピュータのキーボードすら置いていません。気が散るコンピュータのキーボードなど最も見たくないものです。どうしようもなくコンピュータでの作業が必要な場合のみキーボードをデスク前の凹みから取り出します。
ペンもノートも必要な時にのみ取り出します。
エネルギー消耗
余計な情報が入るとエネルギーは消耗します。例えば、パンダのコトを考えようとしていて、50匹のパンダを頭に描いているとしましょう。思い描いてみてください。突然、一匹のひよこがピヨピヨと歩いてきたらどうでしょうか?一瞬でひよこにエネルギーが持って行かれますよね。
視覚情報はこれほどに強烈にエネルギーを奪うのです。音楽タスクをしているのに他のモノが目に入っては捗るはずもありません。皆無にしましょう。
方法
とにかく「皆無」を基準にどうしても目に入るものを「修正」してゆきます。例えば本・・・これが最も集中力を奪うヤバい物品です。置いておくとどうしても背表紙のタイトるが気になります。そこで常時読む本だけを置いておき、カバーを掛けてタイトルが見えないようにします。意味不明な飾り文字はありますが、タイトルは読めません。でも、常時読む本なのでどれがどれかは分かります。
カバーが掛けられない雑誌や、届いたばかりの本は背表紙を向こう側にして収納すれば集中力が切れません。上記でこっち向いてるのは右端の五木寛之の私訳「歎異抄」だけです。集中力を持っていく権利がある唯一の本でしょう。スピーカー左の青いのは人間ドックの結果です。
隠さない
箱に入れたり隠したりする方がいいと思いがちですが、そうすると今度は必要な時に探す時間が掛かります。この時間を奪う行為こそが音楽作業の捗りを妨げるものです。
見える場所、手が届く場所に置き、でも視界に入っても集中力を途切れさせないようにすることがポイントです。
無理?
モノが多くて無理?
お気持ち分かります。できる限りで大丈夫ですので視界に入るものを減らしましょう。視界に入る情報を減らしましょう。そうすれば、音楽人生設計図の完成とともに理想的な音楽人生に向かって進むことができます。
御法度思考
「だんだん手狭になってきた」という考えが御法度です。これは
スペースがある→モノを買う→収納スペースにする→散らかる→収納用品を買う→入れられるだけモノを買う→パンパンになる→新たな収納用品を買う・・・今の時代は公に言えませんが日本人女性に多いパターンです。私のスタッフの女の子達も、妻も、娘もこのパターンです。笑ってしまうのはうちの金髪チーム(アメリカ、カナダ、スペイン、フランス人女性)もそのパターンです。
ぞっとしたそこの女性のあなた・・・
もし、集中したいならこのサイクルを断ち切りましょう。
注意!
実は逆もあります。ピカソもアインシュタインも机はぐちゃぐちゃです。無意識に目に入った情報を融合させて奇想天外な発想を生み出すことができるからです。
ただ、あなた・・・そのレベルの天才?
私は違いました。
まとめ
とにかく「皆無」を目指してスッキリした視界を確保すれば音楽作業は捗りますよ。
津本幸司
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