ギタリストの悩み解決

津本幸司がギタリストの「困った」を解決します。

ギター教室物語:第四話【横柄は講師に近寄るな】

はじめに

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このストーリーでは悪いギター講師とカモになった生徒とのやり取りに、どこからともなくツモトコウジが登場し悪いギター講師を懲らしめ、生徒の問題を解決します。

とある街

啓君:30歳。現在アメリカの音大卒のギターの先生に習っている。
「社会人やってきたけどやっぱり音楽の道が諦められないなぁ。今のギターの先生にちゃんと相談しないとなぁ。」

米田:「お、啓!俺昨日飲み過ぎてよぉ。最近かなり腹が出てきて困ってんだよ。あ〜あ。つまんねぇな。で、おまえ今日は何教えてほしんだ?」

啓君:「米田先生、僕やっぱり音楽で食って行きたくって・・・」

米田:「そんな簡単じゃねぇよ!音楽業界ってのは競争だぜ!おまえ30歳だし、現実見ろよ!」

啓君:「でも、僕はこのファンクの演奏技術を伸ばして一旗揚げたいんです!」

米田:「ほぉ、じゃあ、弾いてみろよ」

リズム(チャカチャカ・チャ〜ン・・・・)
リード(キュイーン、ペロペロ・・・・)

米田:「おまえ何が悪いか分かるか?基本的にリズムが悪いんだよ!」

啓君:「はぁ・・・」

米田:「でな、基本的にリード演奏がかっこ悪いの分かるか?」

啓君:「そう言われても・・・で、どうしたら良いんでしょうか?」

米田:「それを自分で考えるのが音楽の練習だろうが!ま、ファンクなんて音楽はペンタトニック・スケール一発で決めるのがカッコイイんだよ。がちゃがちゃテクニック見せようとしてもダサいだけだろ!」

啓君:「はぁ・・・」

ツモト:「ちょっと待ったぁ!啓君、ギターで食って行きたいならすぐこの先生から離れなさい」

米田:「だ、誰だ?なんで俺の部屋に?」

ツモト:「私は悪徳講師の前にどこからともなく現れる者です。全国の優良ギター教室を作ってきたツモトコウジと申します。」

啓君:「な、なぜ米田先生から離れなきゃいけないんですか?」

ツモト:「啓君には不適切な講師だからです。というか全てのギタリストに不適切な講師だからです。」

米田:「な、何を無礼な!どこが不適切か言ってみろ!」

ツモト:「リズムが悪いと指摘しましたよね?しかしそれに対して説明もなければ、対処法も考えてない。どのリズムが何に対してどう悪いから、どのような方向に向かうために、何をどのくらいの期間、どう練習するかを明確に教えなくてはいけません。そうじゃなければただのイジメです。」

啓君:「(よくぞ言ってくれた!・・・)」

米田:「う、うるせぇなぁ、後から言おうと思ったんだよ!」

ツモト:「かっこ悪いとの指摘がありましたよね?カッコイイ、かっこ悪いの基準は何ですか?だれが決めたんですか?あなたはペンタトニック・スケール一発がカッコイイと言っていましたが、それは誰が決めたんですか?あなたこの音楽世界の基準ですか?」

米田:「う、うるせぇ、俺は俺の世界観でやってきてるんだよ!啓だって俺についてきてんだから文句ねぇはずだよ!」

ツモト:「じゃあ啓君は米田先生の価値観を信じるんですよね?将来この人みたいになりたいんですよね?見た目も、言葉遣いも、音楽性も全て啓君の目指す形なんですね?」

啓君:「そ、それはちょっと・・・(苦笑)」

米田:「おめぇ、失礼なヤロ〜だな!」

ツモト:「どれだけ偉いギタリストでも自分の価値観を人に押しつける権利はありません!その権利を持ってるかのように横柄な態度を取るギタリストに近寄ってはいけません!」

啓君:「そ、そうだよな。米田先生のセンスは僕とは違う。下っ腹が出てるような人にかっこ悪さを指摘されるのもおかしい!アレ?ツモトさんはどこ・・・?」

米田:「あのやろうどこ行きやがった?」

啓君:「米田先生、やっぱり僕あの人が正しいと思います・・・」

米田:「確かに俺も調子乗ってたところがあるかな。ちょっとじっくりおまえの成長プランを考えてみるわ。でも、あのツモトとか言うヤツの言うとおり俺から離れるんなら引き留めねぇぞ。」

啓君:「いえ、僕は米田先生に考えてもらいたいっす!」

米田:「そ、そうか(涙)」

めでたしめでたし

この物語はフィクションです!アップロードしながらスタジオのセキュリティ・システムが強化モードになってることを確認してしまいましたが・・・だって、最も多いあるあるなんですもの・・・

全てのギタリストに素敵な先生が見つかりますように。見つからない方は私がトータル・ギター・メソッドで指導します。

津本幸司

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 (プロ志向の方はISMギタリスト養成所へ)